エンジニアの播田氏が、前作に続き、歴史の謎をエンジニアの視点で紐解いていきます。特に造船エンジニアとして様々な検証を数値化したことで、おもしろい仮説となっています。邪馬台国への意外な道筋や、秀吉の朝鮮出兵の失敗原因(しかし、スペインやポルトガルの植民地化を結果的に防げたのではないかとも…)、また、「東郷ターンによる奇跡の勝利」と言われた「日本海海戦」も、実は勝つべくして勝ったなど、科学の目で見た説が展開されます。前作と共に、日本人の「暗黙知」を重要視する精神性から生まれた「ものづくり」のチカラが歴史の流れを支えて来たということがよくわかりました。
タイトル | 日本史サイエンス〈弐〉 邪馬台国、秀吉の朝鮮出兵、日本海海戦の謎を解く (ブルーバックス) |
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著者 | 播田 安弘 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2022-05-19 |
ISBN |
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価格 | 1100円 |
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