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歴史的には無名でも、築城者が生き残るために必死で作り上げたことが感じられるような城が大好物。有名な城でも見落とされがちなところを写真で紹介したいので、見られる遺構はできれば全部歩いて回って写真を撮ろうとします。見学にも時間がかかり、1日に4城以上攻めることはまずありません。
投稿する写真は、そのお城をプロモートするようなつもりで、実際に行って見てみたいと思えるようなシーンを狙ったものが基本です。でも現場ではつい興奮してカメラの設定をミスることもあったりします…。

CLADさんの攻城記録一覧(履歴)

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詳細は以下でご説明しております。

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 諏訪原城(静岡県島田市) を攻城(2020/02/09)

金谷駅から旧東海道の石畳を歩きましたが、登りはまだしも下りは脚へのダメージが大きいと判断、城址見学を早足にしてコミュニティバスで駅に戻りました。バスといっても大型ワンボックスカーなので、大勢の団体は乗れません。

 花倉城(静岡県藤枝市) を攻城(2020/02/10)

農業用貯水池の側まで来ると(位置情報)城址の看板があり、案内に沿って進めばたどり着けます。路面は荒れていますが、気をつけて運転すれば普通乗用車でも大丈夫。

 勝間田城(静岡県牧之原市) を攻城

 小長井城(静岡県川根本町) を攻城(2020/02/10)

神社の裏手に完存する重ね馬出の遺構は諏訪原城に引けを取らないほど素晴らしい。来訪するのはかなり大変な場所ですが、それに見合っただけのものが見られます。

 石神城(静岡県島田市) を攻城(2020/02/10)

登福寺を目指して行くと城址の看板があり、少し進むと公民館の駐車場に説明板があります。小さな山城ですが、主要な道は歩きやすくしっかり整備されています。ちょっと脇にそれて横堀や竪堀を探そうとすると薮の中ですが。

 青鳥城(埼玉県東松山市) を攻城(2020/02/22)

広い城域のうちで残っていて見られるのは一部ですが、外堀、内堀が高い土塁を伴っており、なかなか見事です。菅谷館に近いコンセプトの平城ですね。

 武蔵松山城(埼玉県吉見町) を攻城(2020/02/22)

冬はやはり下草が少なくて見やすいですね。前回はわからなかった堀が判別しやすくなり、その深さに何度もうならされ、満足度もアップ。土塁は少なめ。

 粟野城(栃木県鹿沼市) を攻城(2020/02/29)

城域のほぼ中央を南北に分断する尾根にフェンスが張られ、東半分しか入れません。入ってすぐの、戦没者慰霊塔の横の尾根上にある堀切がよく形状をとどめていますが、西半分はフェンス越しに覗き見て我慢。

 下南摩城(栃木県鹿沼市) を攻城

 西方城(栃木県栃木市) を攻城(2020/02/29)

工夫された縄張りがすばらしく、埼玉県の杉山城をふたまわりくらい大きくした感じですが、少しだけゴルフ場に侵食されています。縄張図によると東の丸や南の丸の外側にも遺構がありますが、その辺りは未整備で笹薮が深く、冬でも散策は大変です。駐車スペースは10台分以上、仮設トイレあり。

 小倉城(埼玉県ときがわ町) を攻城

 高見城(埼玉県小川町) を攻城(2020/03/07)

「ふれあい四津山」デイサービスセンターのほうがカーナビで検索しやすいようです。すぐ隣に登城口(四津山神社参道口)があります。小さな城跡ですが眺望がすばらしいのと、枡形虎口と堀切のセットが分かりやすいという見どころがあります。

 山田城(埼玉県滑川町) を攻城(2020/03/07)

土塁と空堀が分かりやすいのですが、往時は丘全体が砦になっていたことでしょう。そう思ってぐるっと回ると、古鎌倉街道や山崎城との関係も少し見えてきます。

 山崎城(埼玉県滑川町) を攻城(2020/03/07)

山田城と違って、同じ森林公園内にあるのに公式案内図には全く記述がありません。山田城から古鎌倉街道を歩くと、右手の藪の中に土塁と空堀が見えてきます。そのまま梅林のほうに続いており、山田城よりはるかに城域が広いことに驚かされます。ただし主郭は藪、背後の副郭?は公園外なのか入れません。

 上遠野城(福島県いわき市) を攻城(2020/03/21)

八幡神社から登ると5分ちょっとで最初の二重堀切に着きます。駐車場は上遠野公民館になり、八幡神社までは徒歩約8分。
堀切の多くは残念ながら浅くなっています。縄張りもわりとシンプル。見どころは岩盤がむき出しの高い切岸でしょう。体感的には評価3.5くらいの山城という感じです。

 三坂城(福島県いわき市) を攻城(2020/03/21)

大きな案内板のある城址入口から主郭、物見台(主峰)辺りは整備されていましたが、東側や南側に降りていくと蔦に足を取られてなかなか進めません。前回の草刈りから数年経過した感じでしょうか。
堀切は少なく、多くの削平地を切岸と要所の土塁、竪堀で守る縄張りで、整備されるとかなり見応えがあると思います。

 磐城平城(福島県いわき市) を攻城(2020/03/22)

期間限定で二重櫓の書割が本丸跡に設置されていて、いわき駅からよく見えます。遺構は本丸の石垣と切岸、堀がありますが、公園になっている二の丸の水堀以外は現地に説明表示がないようです。また本丸跡の遺構には説明がありそうですが、跡地は朝8時には施錠されていて入れず、現地に開放時間は記載がありませんでした。

 小野城(福島県小野町) を攻城(2020/03/22)

唄方さんのアドバイスの通り、仙台食堂さんの脇の小道から案内表示に従って城址へ。城址碑も詳しい案内板もそこにありますが、主郭はもっと北のほう。いったん鞍部に降りてから再び登ります。土塁上から堀底まで10mを超える大堀切の一点豪華主義のお城。

 大越城(福島県田村市) を攻城(2020/03/22)

かなり広い範囲に遺構が残っています。三の郭などは整備の手が回っていないようで藪化しており、電車の時間の関係で入りませんでしたが、それでも1時間半かかりました。全部回るなら2時間はかけたいところ。なお「堀切」と表示のある箇所は、普通は虎口とされるような。

 世田谷城(東京都世田谷区) を攻城

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今日のレビュー

火天の城 (文春文庫)

熱田の宮大工父子が織田信長の命を受け、近江の安土山に空前の巨大な天主を築き上げる物語。大工以外にも石工や瓦職人、木こりといった戦国武将以外の登場人物を生き生きと描き出し、松本清張賞を受賞したユニークな力作だ。親子の葛藤や若い棟梁の成長物語といった小説としての作法のほか、普請の様子が丁寧に書かれているところも、城好きにとっては魅力的といえる。

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