今年で3回目の開催となった姫路城でのフォトコンテストですが、前回の91点(36人)を大きく上回る210点(58人)の作品が応募されました。
応募者のみなさん、また「あっぱれ!」を投票したり、口頭やSNSを通じてフォトコンテストの存在を広めてくださったみなさんには心からお礼を申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
このたびフォトコンテスト開催に協力いただいた姫路市、後援いただいた姫路城管理事務所や姫路ケーブルテレビ株式会社の方々、さらに協賛してくださったみなさんとスタッフで審査をおこない、このたび各賞が決定しましたので発表させていただきます。
受賞された団員のみなさん、おめでとうございます!
大賞はtakeさんの「春爛漫の白鷺城」に決まりました。
こうしたフォトコンテストは写真撮影の腕前はもちろんのこと、天気にも大きく左右されるため運と実力の双方が問われますが、この作品は審査員のほぼ全員が大賞候補に選んでいました。
今年は開花時期も例年より早まるほど晴天がつづく、好条件の日が多かったとはいえ、それでも雲ひとつない青空で撮影された写真は少なかったことを思うと、ほんとうに見事な一枚です。
期間中もっとも「あっぱれ!」の投票があった「あっぱれ!賞」ですが、今年はゆずあんこさんの「旭日春天」と、ぽりへりさんの「迎賓館の前より」の2作品が61票を獲得して同数だったため両方を選出しました。
ゆずあんこさんはいつもいろんなお城の写真をアップしてくださっているのですが、姫路城のフォトコンテストには初参加での受賞となりました。もうひとりのぽりへりさんは第1回、第2回と連続して大賞を受賞された実力者です。今回は大賞こそ譲ったものの、「あっぱれ!」賞と特別賞のふたつを獲得されています。
ちなみに昨年の「あっぱれ!」賞は22票で獲得していますので、攻城団の利用者の投票参加も一気に増えました。来年以降はさらなる激戦が予想されますね。
「特別賞」には4作品が選ばれています。
選定基準は「惜しくも大賞に選ばれなかった作品を中心に、ユニークな構図の写真や攻城団らしい写真」としており、以下の4作品が選ばれました。
ぽりへりさんの「登城花道」は唯一天守が写っていない作品でありながら、菱の門を中心に城塞としての姫路城と平和の象徴としての桜がはっきり表現されていますね。
gindrinkerさんは昨年の準大賞を獲得されています。今年は夜景で特別賞を受賞されました。応募期間中の3月31日はちょうど「ブルームーン」でしたが、この「春宵一刻」はその日に撮影された一枚です。
おしおさんは昨年につづいての特別賞受賞です。この「桜の翼」はフォトコンテストの募集がはじまってすぐに応募された一枚ですが、まだ咲きはじめだからこそ木の枝の動きがはっきり見えて動きのある作品になっています。
ソングオブオヤジさんの「特等席」は動物園にあるコースターごしに撮影された一枚です。毎年ユニークな構図の作品が集まりますが、ここから撮影された写真ははじめて見ました。
前回の反省も踏まえて、今年は準備にも時間をかけ、また姫路市にも協力いただいたり、企業や個人から後援・協賛をいただくことができたこともあり、前回の倍以上となる作品が集まったことは大変うれしく思います。
過去の受賞者だけでなく、毎年のように応募してくださっている方もいらっしゃいますし、今回こそ参加するぞと姫路城まで撮影に出かけてくれた団員も多く、みなさんのフォトコンテストを盛り上げてやろうという熱い気持ちに心から感謝しています。ほんとうにありがとうございました。
過去2年はぼくとコースケさん、そして姫路城管理事務所と姫路観光コンベンションビューローの担当者の4人(または5人)で審査をしてきましたが、今回は個人協賛をいただいた方にも投票をお願いしたため、18人での審査となりました。事前にこちらで絞り込んだ中から、ひとり3作品を選んでいただくようにしたのですが、大賞を獲得した「春爛漫の白鷺城」をほぼ全員が選出したため、あっさり決定したこともご報告しておきます。
攻城団主催のフォトコンテストは連続受賞になんら制約を設けていませんので、ぽりへりさんの三連覇もあるかと思いましたが、takeさんがそれを阻んだという結果となりました。
応募者58人のなかには今年もフォトコンテストに応募するために攻城団に登録(入団)してくださった方も多数いらっしゃいます。きちんと数字を把握できてはいませんが、感覚値としては過去最高だったと思われます。なお、今回特別賞を受賞されたgindrinkerさんやおしおさんも昨年このコンテンストに応募するために入団されましたが、その後もいろんなお城の写真をアップしてくださっていて、フォトコンテストの開催が会場となったお城だけでなく、全国各地のお城にとってもメリットがあることを示してくださっています。
みなさんの応募やさまざまな形での支援に応えるため、攻城団としても今年は新しい挑戦をすることにしました。
それが応募作品の掲示です。今回応募されたすべての作品(210点)を来週末の5月20日から26日までの間、「姫路駅北にぎわい交流広場」に展示します。
攻城団はインターネット上のサイトですが、ぼくらがやりたいことは「現地を訪問する人をひとりでも、1回でも増やすこと」です。フォトコンテストが終わったあとになにができるかと考えて、応募してくださったみなさんへのお礼も兼ねて展示会を開催することにしました。わずか一週間だけではありますが、ぜひこの期間中に姫路城に来ていただき、掲示された写真を見ていってくださいね。
コースケさんからもコメントをもらったので紹介します。
ぼくらは常に攻城団らしいフォトコンテストとはどんなものかと考えて試行錯誤をしています。
よくあるフォトコンテストは「応募して、あとは発表を待つだけ」という閉鎖的なイベントになりがちですが、ぼくらは可能なかぎりオープンにして、またひとりでも多くの人が応募したり、あるいは「あっぱれ!」を投票することで関与できるものにしたいと考えています。
今年はスポンサーの募集など準備のプロセスも公開することにしました。このように開催期間のみならず、準備段階からみなさんといっしょにつくりあげていくことを目指していますので、これは来年以降もつづけたいです。
また受賞作が決まったあとは授賞式とそのレポートを公開するだけでしたが、展示会というイベントを開催することでビフォーだけじゃなく、アフターにおいても多くの人にかかわっていただけるようにしたいと考えています。今回はテストということもあり、初日の設営時(20日午後)と撤収時(26日夕方)しかぼくらが現地にいることはできませんが、来年は期間中にイベントを開催することも検討したいですね。
毎年恒例の『授賞式』も姫路城三の丸茶室「鷺庵」にて5月26日に開催することになっています。
受賞者のみなさんにお会いできることを楽しみにしています。もちろんレポートも書きますので!
攻城団では3年連続の開催となる「姫路城と春」をテーマとしたフォトコンテストを開催します。
第1回、第2回と毎回100点近い作品が集まるこのコンテストですが、今年は姫路城が「世界遺産登録25周年」という節目の年でもあり、姫路市にも後援していただくことができました。そこで今回はより多くの方に見ていただけるよう、例年どおり受賞作を「姫路城資料室」に掲示するだけでなく、応募作品を姫路駅の地下通路「姫路駅北にぎわい交流広場」に掲示する予定です。
また授賞式は今回も姫路城三の丸にある茶室「鷺庵(ろあん)」で開催します。
姫路城を舞台におこなわれるフォトコンテストとしては最大規模となっており、姫路城管理事務所にご協力いただきインターネットだけでなく姫路城にも写真が掲示される特別なコンテストとなっております。
昨年受賞された方も、惜しくも落選された方も、今年が初チャレンジとなる方も、たくさんの方にご応募いただけることを願っています。期間中に姫路城を訪問して、春を感じさせるお城の写真を撮影してきてください。たくさんのご応募をお待ちしてます!
「日本さくら名所100選」にも選ばれている姫路城の桜はだいたい4月の上旬に満開になるそうです。ふるってご応募ください!
コンテスト名 | 世界遺産/国宝・姫路城フォトコンテスト「姫路城の春 2018」 |
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テーマ | 「姫路城」が写っており「春」を感じさせる写真であること |
募集期間 | 2018年3月24日(土)〜2018年4月30日(月) |
結果発表 | 2018年5月10日(木)予定 |
主催 | 攻城団合同会社 |
後援・協力 | 姫路市(姫路城管理事務所) |
後援 | 公益社団法人姫路観光コンベンションビューロー、神戸新聞社、姫路ケーブルテレビ株式会社 |
協賛 | ダンク セキ株式会社 |
個人協賛 |
(敬称略) |
各賞 | 「姫路城の春2018」大賞、「あっぱれ!(*)」賞 |
授賞式 | 2018年5月26日(土)に姫路城にて授賞式を開催予定 |
応募資格 | プロ・アマ・国籍を問わず(ただし攻城団への登録が必要です) |
応募方法 | 攻城団の写真投稿機能を利用して写真をアップロード |
応募に関する 注意事項 |
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第3回目となる姫路城フォトコンテスト。今回から姫路市の協力や、多くの方々の後援・協賛をいただくことができ、前回を大きく上回る210点もの応募がありました。姫路城をさまざまな構図でとらえた写真が多く、「どの場所から撮影したのだろう」「あそこに行けば、こういう風に姫路城が見えるのか」など、まさに唸るような写真に溢れたフォトコンテストになりました。
応募作品を眺めながら、撮影ポイントを探して、姫路城を訪れてみるーそんな姫路城めぐりも、楽しいかも!と思っています。