喜屋武グスク(喜屋武城)は15世紀頃に安慶名城の大川按司が、四男の喜屋武按司に築かせたグスクです。大川按司は周辺一帯に勢力を拡大していったため、これを警戒した首里の王府軍に討伐され廃城になったと考えられています。また大城賢雄こと鬼大城(おにおおぐすく)が幼年期を過したグスクとも伝わっています。なお別名の「具志川城」ですが、久米島や糸満市にある同名の城は真達勃(まだふつ)・真金声(まかねくい)の親子が築いたものですが、この城との直接の関係はなさそうです。
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項目 | データ |
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アクセス(電車) |
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駐車場 | あり |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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