馬籠城は遠山十八支城のひとつで、木曽氏の家臣で文人・島崎藤村の祖先とされる島崎重通の居城でした。1584年(天正12年)に羽柴秀吉と徳川家康の間で「小牧・長久手の戦い」が起こると、木曽義昌は秀吉に味方し、家臣の山村良勝に妻籠城を、重通に馬籠城を守らせましたが、家康方の菅沼定利・保科正直・諏訪頼忠らの軍勢によって攻略され、そのまま廃城になったものと思われます。現在は城の遺構はありませんが、江戸時代の中山道の宿場町「馬籠宿」の町並みがいまなお残っており、毎年11月には「馬籠宿場まつり」が開催されます。
馬籠城を訪問した101人の報告によれば、平均見学時間は20分、平均評価は2.47点となっています。
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