リフトを使って攻城。賤ヶ岳城だけならそれほど時間を取りませんが、賤ヶ岳の戦いの古戦場巡りとして大岩山砦、岩崎山砦まで足を運ぶと半日仕事になります。（私の場合は往復3時間半でした。）

ここから案内板の縄張図に描かれています。
土塁の手前に浅い横堀が残っています。

現在の登山道とは別に堀切の中央部に虎口の開口部がありました。

登城道を登って最初の明確な遺構です。案内板の縄張図には描かれていませんが、ここから主郭部の南郭の間に南外郭があったと思われます。

登城道を登って行くとまず「南堀切」の看板のある堀切と虎口に辿りつきますが、こちら案内板にある縄張図には載っていない遺構ですので混乱しないでください。
外郭は削平が不十分ですが主郭周辺は技巧的な縄張りとなっています。

本丸の北側には堀切があり木橋が架かっています。

土塁に囲まれた広い曲輪になっています。

中島城との中間尾根に登る登山口です。左の畦道を通って中島城の駐車場へ戻る事も、車道で帰る事もできます。

中島城は山頂に土塁に囲まれた小さな曲輪が２つある城です。

土塁に囲まれた小さな曲輪です。

賤ケ岳への縦走コースなどもあり城域までは急傾斜ですが道は整備されています。ただ、お城に関する案内板は多くが朽ちてしまっていますので縄張図持参をオススメします。

尾根続きの中島城が土塁に守られた城なら丁野山城は空堀に守られた城という感じです。主郭を囲繞した横堀、各尾根筋を遮断する堀切と見応えがあります。

堀秀政陣の南側にある曲輪で復元礎石が作られています。このあたりから城らしさが出てきます。

舗装道は奥の電波塔（滝川一益陣）まで続いていますが、写真で見えている舗装道の先（35.435201909044615, 136.26015080275144）には車止めがあり先には進めませんのでこの周辺の駐車スペースに駐車して下さい。