きゃみさんさんは3件のレビューを投稿しています。
検索ページお城の解説や、コラム。御城印のデザインや材質の解説と御城印を集めていなくても楽しめる内容になっています。
(自分の写真もですが、団員さんの写真が使われているのがワクワクしますね。)
「戦国山城を」との題ですが記載されているお城は”岡山県”のお城だけです。
キャッスリング(城跡トレッキング)の入門書でもありますが、著者の前作の「岡山の山城を歩く」(岡山県内127ヵ所の城の訪問記)の別冊的な本でさらに38か所の山城の訪問記が載っています。2010年の本なので多少違ってきている所はあるでしょうが自作の周辺地図や鳥瞰図が記載されていたり、実際に著者が城跡を訪れてのレビューですので攻城するのにとても参考になります。岡山の城を極めたいと思う方は前作共々入手してみてはいかがでしょうか?
書籍を検索してレビューしましょう。
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260年近く泰平な世の中であった江戸時代、徳川幕府に付いて知りたくこの本を手にした。
徳川政府(徳川幕府の事)とか、禁裏(朝廷の事)とか、聞き慣れない言葉が所々に出てきて最初は違和感を感じ、アメリカの研究者が書かれたものを翻訳されたものなので仕方がないと思っていましたが、最後まで読み終えると、「そうだったのか」と目から鱗が落ちた気持ちになります。
まとめとしては、徳川政府が把握する「表」の歴史と各大名が把握している「内証」の歴史は違う事をお互いに容認することで争い事のない泰平な世が260年近く続ける事が出来たようです。しかし、諸外国の進出により、この状況を理解させられなかったことから幕府の権威が失墜し、明治維新に繋がったということですが、それに繋がる研究事例がよくまとめられていました。
以上の様に、何故江戸時代が260年近くに渡り泰平な世だったかを理解するのにベストな一冊かと思います。
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