次回もよろしくお願いします。

榎本先生が紹介している書籍の内、おもしろそうだと思いこの本を手に取りました。
平安時代と言えば雅な宮廷文化を連想するが、その裏では武士の暴力が横行し、その暴力にした支えされる形で宮廷文化が栄えたことが理解出来ました。
また、武士の世は最終的には源氏平氏に集約されていく様子を理解することが出来ました。個人的には、先に平氏が栄え、源氏がその平氏を滅ぼして鎌倉幕府を開いたと思っていたが、実は元は平氏一門であった北条氏が源氏である源頼朝を担ぎ上げて組織を作り上げていったとの見解であり、源氏の方が武勇伝が多いようだが、平氏の方が武勇伝は少ないが、しかし統治能力は代々長けていたのかなと感じ、血統とは非常に重要なことを理解しました。

遺構として黒石陣屋と蝦夷館の間の堀跡が残されています。

私有地により立入禁止とのことでしたので、案内板、城趾碑、そして館神社を確認して攻城完了としました。

展望台横の模擬天守。実際の城跡はここではないようです。

田舎館村役場駐車場に車を止め、役場の門から公道に出て、徒歩4分程でヤマコと呼ばれるわずかに残された土塁に到着、そこに城趾碑と案内板が建っています。なお、田舎館村役場展望台に模擬天守が立っていますが実際はヤマコ周辺が城跡(本郭)だったそうです。

四重堀切を上から撮影しました。

覚応院側からの不動尊への参道となります。

覚応院の駐車場に車を停めさせてもらい攻城しました。本丸周辺の腰曲輪や出丸先端の4重堀切の遺構が確認することが出来ます。

向かって右側の道を上って行ってください。3～4分の1郭に辿り着きます。

駐車場(位置情報 )には1～2台駐車可能です。「茶臼館展望台駐車場」「乳井神社駐車場」の看板が立っていますので、その前に駐車してください。なお、展望台と書いてあるだけあって1郭からの景色は良かったです。