1郭に建っている展望台からの眺めは最高でした。

可児郷土歴史館の係員の方から本丸の切岸と二重堀切に落ちている投石用の石を紹介頂きました。

稲荷神社周辺一帯が城趾のようですが、祠の部分が矢倉台のような土盛りとなっています。また、稲荷神社前の公道を降りていくと、その矢倉台が更に高台の部分にあることが解り、城跡の雰囲気はありました。

金蔵院本堂の前に「金蔵院の歴史」が書かれた石板が設置されていますが、吉沼大坪城についての記載はありませんでした。

石下駅で無料レンタサイクルを借りて30分程で城趾である正福寺に到着しました。境内は土塁で囲まれている様な感じでした。

戦国LoveWalker2025の千田先生のコラムのプロフィールで紹介されており、手に取りました。構成としては、前半は徳川家康が関わった合戦とお城(1章～7章)、若しくは徳川家康が関わったお城(8章～12章)についての解説、後半はその関連したテーマについて千田先生と平山先生が対談するといった形になっています。合戦と関係したお城が多数出てくるので、行ったことのあるお城はその時を思い出しながら、行ったことのないお城は攻城団の紹介ページを読んで想像しながら楽しく読み進めることができました。また、千田先生と平山先生の対談、非常に良くまとめられており、対談している楽しい風景が思い浮かんでくるようで、是非一度読んでみてください。

登城口から直ぐにある3郭、4郭内部は散策可能ですが、その奥の2郭は半分、残りの郭の内部は草が生い茂っていますので散策時は足元に注意が必要です。なお、各曲輪間の堀切と周囲の横堀は素晴らしかったです。

成東駅前のわがまち案内処（山武市観光協会）で電動アシスト付き自転車をレンタルして攻城しました。なお、mont-bell会員証をみせると100円引きになりますので、会員の方はご提示をお忘れなく！！

1郭と2郭の間の堀切から各郭上部へは藪化が進んでおり登っていけません。3郭を北に進んだところに1郭上部へ、南西に進んだところに2郭上部へ登れる部分があります。1郭上部は散策可能でしたが、2郭上部は藪化が進んでおり散策は困難かと思います。なお、3郭を更に南西に進むと竪堀などを見学することが出来ます。