山梨県の獅子吼城はコンクリート柵に囲まれた山城で、その柵の一部分が開いていて(写真)そこからしか出入りが出来ないのですが、下山時その柵の切れ目に辿り付くことが出来ず、かつ夕暮れが迫ってきて、非常に焦った記憶があります。その時周囲の木々にピンクのリボンが付いており、そのリボンは登山者の付けた目印であることが解り、そのリボンを辿って無事コンクリート柵の切れ目から外に出ることが出来た記憶があります。そこからの教訓として①木々に付いているピンク、赤等のリボンには注意する。②夕暮れ近くの山城攻城は控える。そして③山道に迷っても慌てない。です。やはり、それなりの山登りの装備をして行くことをお勧めします。それでは、ご安全に！！

獅子吼城（山梨県北杜市）

関東電鉄南守谷駅から徒歩12分で今城趾に到着しました。3郭は宅地化されていますが、1郭・2郭はうららか公園となっています。

本丸内部はきれいに整備されていました。その本丸を取り囲む土塁、本丸西側の腰曲輪も確認することが出来ます。

城趾に建っている白山神社周辺には所々土塁を確認することが出来、南側には空堀も確認することが出来ます。

写真真ん中の草木の隙間から入って行く様な感じです。

道南いさりび鉄道茂辺地駅を出発し、野辺地川にかかる車が通れない「さけみ橋」を渡りますが、橋を渡ると道がなく呆然としましたが向かって右手に獣道があり、進んで行くとロープが張られた登り道にたどり着きそこを登って行くと矢不来神社参道入口前に出ました。徒歩約12分というところでしょうか。

取手競輪場の周りを一周しましたが、城趾碑、案内板はありませんでしたが、一部土塁の様な盛土を見かけました。また、競輪場の周りは切岸状になっているので、城跡を彷彿させる地形でした。

取手市レンタサイクルで電動アシスト自転車を借り、利根川を渡り、22分で城趾入口に到着しました。なお、レンタサイクルは無料ですが、早い者勝ちですので、電動アシスト自転車を借りたい場合は9時前に行って待つことをお勧めします。

城趾碑のみ、周りは宅地化されており、遺構は特にありませんでした。

八尾神社境内に立派な城趾碑が建てられています。

城趾碑を見学した後、顕証寺南側に移動し、水堀跡と土塁を見学しました。城趾碑の近くに昔の周辺写真が展示されていましたが、どうやら昔城趾碑は土塁の上に建てられていたようです。

榎並小学校隣の野江水神社境内を通り抜けると近道になるようです。

平野小学校校門前に跡石碑が立てられています。少し離れた大念佛寺にある南門は陣屋門と言われていますので見学を忘れずに。