北郭の横矢が掛かった二重横堀・土塁セットは戦国時代後期の傑作のひとつで必見。また本城の西の端にある横堀には畝堀らしき痕跡がありました（どなたも指摘していないようですが）。

山梨県には珍しい畝状阻塞が見られる。ヤマビルが出るらしいので注意してください。

2つの城がつながっている「一城別郭」的な縄張で、半分しか攻城していないが所要1時間半。藪の中を直登する必要があるので時間と体力が必要。上級者向き。

北の丸への通路は封鎖されていました。説明はなく理由は不明です。

主郭の南側にも遺構があるのですが冬でも藪に埋もれています。

主郭から畝状竪堀方面に向かう途中、東南東方向に延びた尾根には城内で最も立派な虎口がありますが、その先へ降りていくと恩方第一小学校の校庭の脇に出ます。そちらを帰路にもできますが、民家の側の登り口がわかりにくいので登城する際はおすすめしません。