歴史的には無名でも、築城者が生き残るために必死で作り上げたことが感じられるような城が大好物。有名な城でも見落とされがちなところを写真で紹介したいので、見られる遺構はできれば全部歩いて回って写真を撮ろうとします。見学にも時間がかかり、1日に4城以上攻めることはまずありません。
投稿する写真は、そのお城をプロモートするようなつもりで、実際に行って見てみたいと思えるようなシーンを狙ったものが基本です。でも現場ではつい興奮してカメラの設定をミスることもあったりします…。
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韮山城自体はじっくり見ても1時間もあれば足りますが、それだけではもったいない。背後の天ヶ岳砦を中心に、江川砦や和田島砦といったところにも大規模な遺構が見られます。さらに豊臣方の陣城まで見ようと思ったら1日では足りません。 |
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上平寺城だけでなく、伊吹神社になっている京極氏館跡や、貴重な城郭寺院である弥高寺跡もセットで回るのが絶対におススメですが、半日は必要ですのでご注意を。 |
秀吉が攻め上ったという水の手からの道は、ところどころに立札があるものの、道の消えているところが多いのでほぼ確実に迷います。迷っても尾根を目指せば必ず城址のどこかに出るので心配はないのですが。清水谷→京極丸→本丸→番所→本丸→月所丸→大嶽城→福寿丸→山崎丸と回って所要約7時間でした。 |
登城口(位置情報)には熊の注意喚起がなされ、ヤマビルが多いことでも知られますので相応の準備が必要です。最初の堀切から道が二手に分かれ、尾根の上を行くのは上級者コース、下の道は初心者でも大丈夫です。 |
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菖蒲平というところまで林道が通じており、車高の高い軽自動車なら登っていけます。そこから尾根を往復すると、見学と休憩を合わせて2時間弱でした。下から登るともっとかかります。 |
和合城だけを目的に登ると、ちょっと肩透かしを食らうかもしれません。村上連珠砦群のひとつとして、ほかの城址と合わせて縦走してみるとそのスケールを体感できます。 |
広い駐車場(位置情報)から入ると大手口まではかなり遠いのですが、奥へ進むほど面白い遺構が出現します。最初のうちはそれほどでもないのですが、ぜひ櫃岩のほうまで行ってみてください。 |
発掘が進み、建物跡や水路が復元され、その用途も丁寧に説明されています。中世の館跡の遺構としてお手本のような存在です。 |
特に危険はありませんが、「倒木のため立ち入り禁止」とのこと。 |
放射状の竪堀、大きな堀切、巧妙な虎口など見どころは多いです。白山神社に駐車スペースあり。地元の方によると「熊は最近は出ていない。鈴をつけていれば大丈夫」とのこと。 |
本丸西側から北にかけての巨大な空堀が見事ですが、真ん中あたりは藪です。西側は南から回り込んで、北側は道路から堀底に入っていけます。 |
二の丸南郭の土塁や堀も、未整備ながら残っています。 |
曲輪は公園として整備されていますが、背後の堀は倒木も多く未整備でワイルドです。深くて見ごたえがあるので、外から眺めてください。 |
土塁や虎口の遺構が見られるほか、柵の一部が復元されていて往時をしのぶことができます。 |
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部分的には藪の深いところもありますが、主郭周辺は神社があるため不自由なく歩けます。城域は広く、主郭周辺の高い切岸など見事です。 |
長大な竪堀、深い堀切に石垣と、見どころは多いです。地図の「原組」という字の左あたりから右手の尾根を登るとすぐに竪堀が目に入ります。 |
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