愛知県小牧市にある小牧山にはかつて織田信長が小牧山城を築城しましたが、いまはもう残ってません。
信長は拠点をどんどん移した当時にしては珍しい大名ですが、この城は美濃攻略のためにそれまでの清洲城から移した本拠地です。
その小牧山城の発掘調査が行われるそうです。
12月1日にその現地説明会が開催されるそうなのでご紹介します。
ぼくはこういう調査に参加したことがないのですが、いつか参加してみたいなあと思ってます。
じっさいこの小牧山城の調査でもいろんなことがわかっているそうですよ。
なんでも小牧山城は歴史的に4年間しか使用されなかったため、これまで土塁による仮住まいの城だと考えられていたのですが、2004年からの調査によって、城の主郭の四方を石垣で囲んだ本格的な城であることが判明したそうです。
美濃攻略が長期化することも考えて、信長はかなりしっかりと築城した可能性もあるそうなんですね。
そのあたりのシロクロをはっきりするための発掘調査をされてるわけですね。ぜひつづけていただきたい。
ちなみに小牧山には模擬天守(小牧市歴史館)があります。
なんでも名古屋市に住んでいた実業家の平松茂さんが、自身の財産を投じて1967年に建設し、小牧市に寄贈したものだそうで、なんとも男前ですよね。ぼくも大金持ちになったら城を作って寄付とかしたいなあ。
まあどうせ建てるなら復元天守にしてよと思うんですけど、この当時は櫓程度でちゃんとした天守はなかったですしね。
そういえば小牧市歴史館は夜にライトアップされていて、東名高速道路を走ってるとよく見えますよ。前にびっくりしたのをおぼえてます。
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