遅ればせながら「風雲児たち」を読んでいるのですが、このマンガはめちゃくちゃおもしろいですね。すごく勉強にもなりますし。
このマンガを読むまでぼくは関ヶ原の戦いと明治維新をつなげて考えることはなかったのですが、たしかに関ヶ原の戦いで負けたどころかほとんどなにもできなかった島津(薩摩)、毛利(長州)、長宗我部(土佐)の子孫が、幕末に反徳川として団結するんですよね。
たとえば坂本龍馬。
彼は土佐藩の下士として生まれるんですが、この上士と下士という身分が生まれたのも関ヶ原の戦いに関係してるんです。関ヶ原の戦いの功績で土佐一国を与えられた山内一豊が掛川から連れてきた家臣たちと、もともと土佐にいた長宗我部家の家臣たちの対立があったので(いきなり乗り込んできて偉そうにするわけですから反発するのも当然ですよね)、藩政の中枢を山内家の家臣で独占して彼らのことを「上士(上位の武士)」として呼び、一方の長宗我部氏旧臣(郷士)を「下士」と呼びました。
つまり坂本龍馬は下層階級の子孫なのです。そして「下士」の連中は山内家にも徳川政権に対しても快く思ってなかったので、それが倒幕に突き動かしていくのです。
同様に島津家の子孫も、また毛利家の子孫も幕府に対してのうらみがあったので、そういう元西軍同士の連合が「薩長同盟・薩土同盟」なんですね。
坂本龍馬が生まれたのは偶然だけど、薩摩・長州・土佐が倒幕運動をすること自体は必然だったわけで、260年あまりつづいた徳川幕府の最初と最後がじつはつながっているという、まさに「歴史の連続性」ということを学んだのが、みなもと先生の「風雲児たち」なのです。とにかく1巻だけでも読んでみてほしいなあ。
ちょっと前段が長くなっちゃったんですけど、そんなみなもと先生はコミケで同人誌を何冊も出されていて、そのうちの何冊かはバックナンバーとして購入できるのです。
ぼくは「風雲児たち」が大好きなので、さっそく買ってみたところ、なんとサインが同梱されていました! すごいですよ!
全員にサインを描かれてるのかなあ。「河野様」って名前まで入れていただいて、もう感激です。封を開けた瞬間、「わっ!」って声が出ちゃいました。
こちらから商品を選んで注文することができます。すでに完売のものもありますが、ぼくが購入した『風雲児外伝13「日本名城伝」』などはまだありますよ。
なお、注文時に約束されていない以上、必ずサインが入ってるとはかぎらないので、もしご自身で注文した際に入ってなくても怒らないようにしてくださいね。
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