お待たせしました!
いよいよ攻城団オリジナル熊本応援Tシャツ(くまモン)の予約開始です!
こちらのページで予約することができます。
なおこのTシャツは【9月7日(水)まで】の限定販売となっていますので、お早めにお買い求めくださいね。受注生産のため品切れになることはありませんが、締め切りをすぎると買えなくなってしまいますので。
くまモンと熊本城の石垣をデザインした、とてもかわいいTシャツですよ。
家族や友だちなど、身近な方にも教えていただければうれしいです。SNSでのシェアも大歓迎です!
以下は、今回のTシャツ制作について少しお話します。
(少し、といいつつきっと長くなりそうですが)
4月に地震が起きて熊本城の映像をテレビで見たときにあまりのショックに呆然としました。
ただ、一般家屋やマンションなども倒壊していた状況でしたので、ぼく個人としても攻城団としても「いまは市民の方の生活再建を優先すべきで、お城はあとまわしでいい」と努めて冷静なメッセージを発信するようにしました。
多くの方からメール等で「攻城団としてなにかしないのか、喜んで協力したい」というような声もいただいていましたが、いずれ呼びかけるので待っていてほしいと返事していました。
東日本大震災のときもそうでしたが、今回も現地にいない方のほうが情緒不安定になる傾向が強くて、とにかく何かしなければ落ち着かないという心境もあったのだろうと思います。でもそうした混乱期に事を起こすのはあまりいいことではないと考えていました。
ぼく自身、熊本には仕事で何度も訪問していて、すぐにでも行動したい気持ちもあったのですけどね。
そこでまず攻城団の基本姿勢として「はやく」を諦めて、「ながく」支援することを意識しようとコースケさんと話しました。
テレビや新聞などの報道はすぐに少なくなることは東北の現状を見れば想像できます。当初から熊本城の修復には数十年単位の時間がかかることはわかっていましたので、そこに付き添えるような支援をつづけていこうと考えました。
最初は寄付などにかんする情報を一箇所に集めることに注力しました。
寄付や支援金の募集のほか、全国各地のお城でもさまざまな応援の取り組みがなされていましたので、それをひとつずつ拾って紹介することにしました。
つぎにぼく自身が熊本を訪問して、現地レポートを書こうと思いました。
テレビではどうしても天守だけがクローズアップされますので、それ以外のところがどうなっているのか、写真をふんだんに使ってレポートしました。
すでに1ヶ月目と4ヶ月目に訪問していますが、今後も継続して訪問したいと思っています。
そして、今回のTシャツです。
じつはチャリティTシャツをつくって利益を全額寄付しようというアイデア自体は直後に出ていたのですが、その効果をどうすれば最大化できるかを考えました。
というのもシンプルなデザインのTシャツを販売するだけならすぐにでもできたのですが、ネット上の簡単にTシャツを製作販売できるサービスを利用すると寄付にまわせる金額が少なくなってしまうことと、世間ウケするデザインにしなければたくさん売れないので、「どこでつくるか(そして販売するか)」と「どんなデザインにするか」を決めるのに時間をかけました。
攻城団のロゴTシャツでは団員のみなさん以外に買っていただけないですからね。
今回ぼくらは1円も儲かるわけではありませんが、寄付の金額を増やすためにはたくさんの、それこそ攻城団を知らない方にも買っていただきたいので、くまモンのチカラを借りることにしました。
ご存知の通り、くまモンのイラストは審査にクリアさえすれば無料で使うことができます。この審査にけっこうな時間がかかってしまいましたが、どうしても必要な時間でした。
じっさいにデザインを作成するのは、知人である株式会社ハーフピクセルの飯島章嘉さんに協力していただきました。
ぼくが用意したラフデザインをもとに見事に仕上げていただきました。「熊本城の石垣はとにかくリアルに、現物に忠実にお願いします!」という細かい注文にも応えていただきほんとうに感謝しています。
しかも今回の主旨に賛同いただき、無償で手伝っていただきました。この場を借りて、あらためてお礼を申し上げます。ありがとうございました!
余談ですが、最初は円周にある文字は「SUPPORT for KUMAMOTO with KUMAMON」だったのですが、くまモンの利用規定でNGだったため変更となっています。
(今回、攻城団を前面に出す予定はなかったのですが、そんな経緯で入っています)
また、Tシャツそのものの製作および販売にあたっては、STARtedを運営する株式会社バンダースナッチに協力いただきました。
こちらも代表の藤井裕二さんとは古くからの付き合いで、今回の件を相談したところ「ぜひ協力させてほしい」と快諾してくれました。
おかげでぼくらは製作だけでなく、予約を受け付けて、じっさいにみなさんの自宅にお届けするまでの作業をすべて委託することができたので、こうしてブログを書いたりする時間を確保できています。
STARtedはじっさいの製品サンプルもつくってもらえるのでほんとうにいいです。今回のように受注生産の場合、サンプルがないと手元に届く商品をイメージできませんからね。
(あんまり褒めるとウソっぽく聞こえるのでこのへんにしておきます)
とにかく周囲の協力のおかげでここまでこぎつけることができました。
ぼくとコースケさんだけでやっていたらもっと完成度の低い、残念なものになっていたことでしょう。
告知についても各種SNSの攻城団アカウントをフォローいただいている方を中心にたくさんシェアしていただいています。
おそらくこの予約開始の情報も多くの方にシェアしていただけると思っていますが、ほんとうにありがたいことです。みなさんとの関係は攻城団最大の強みであり、ぼくらの誇りです。
熊本支援はまだまだ必要です。
ぼくらもこれで終わりにするつもりはありません。熊本城がもとどおりに修復されるまで、そしてふたたび天守にあがれるその日まで、ずっと寄り添っていきましょう。
みなさんといっしょに熊本城を攻城できる日を、いまから楽しみにしています!
やっぱり長くなってしまいましたね。
最後に繰り返しになりますが、今回のチャリティTシャツは受注生産のため【9月7日(水)まで】の限定販売となっています。「うっかりしていたら締め切りすぎていた」ってことのないように、いいなと思ったらお早めにお買い求めください。
家族や友だち、会社の同僚、SNSでつながってる仲間など、ひとりでも多くの方にこのTシャツの存在を広めていただけますよう、切にお願いいたします。
とくにくまモン好きな方には教えてあげてくださいね。
100cm(3歳くらい)〜130cm(小学3~4年生くらい)までの4サイズ(100/110/120/130cm)をご用意しましたので、ぜひお子さんやお孫さん、甥っ子姪っ子に買ってあげてくださいね。
ぼくも甥っ子姪っ子にプレゼントするつもりです!
もしブログなどでご紹介いただける場合はぜひ使ってください。
現在、攻城団では熊本城の復興を支援するためにオリジナルのTシャツや御城印帳などを製作し、販売しています。ここでしか買えないグッズばかりなので、ちょっと覗いてみてください。
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
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