「これはやられたー」という感じです。
こんな感じで、これまでARはビル街にガンダムが出現したり、どちらかというと意味のない一発芸的に使われることが多かったのですが、数年前ぼくがはじめてこの技術を見たときに思ったのは、これなら安土城の天主を復元できるかもしれないということでした。
（安土城だけは天守のことを「天主」と呼びます）
同じことを考える人はたくさんいるもので、安土城のある滋賀県近江八幡市では、かつての安土城をバーチャルに復元する「バーチャルリアリティー安土城プロジェクト」を進めてきたそうです。
花園大と大阪大が協力してるみたいですね。
今回、発表があったのはあくまでもVRなので、現実風景に天主が現れるのではなく、目の前の風景を切り取ってタイムスリップさせる感じですが（同じ景色が400年以上前にどんなだったかが見れる）、将来的にはARで安土城だけ復元することもできるでしょうね。楽しみだなあ。
現在、安土城には天主跡までの石段くらいしか残ってないわけですが、5層7階の壮麗な天主をほんとうに復元しようとすると試算では約1000億円かかるそうです。
（今回のVRでの復元は200万円でできたとのことです）
いまはまだ近江八幡市主催の体験ツアーでしか味わうことができませんが、今年4月1日をめどにiPhone版とiPad版のアプリを公開する準備を進めているそうなので、誰でも利用できるようになるみたいですよ。
ぼくも早く体験してみたい！
来年の2月に美濃金山城、3月に岩村城と苗木城で城たびを開催します！ 東美濃歴史街道協議会と攻城団によるタイアップ企画「東美濃の山城を制覇せよ！」の締めくくりとして多くの団員の参加をお待ちしています！
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