現在の広島城の入口、二の丸の正面玄関にあるのが表御門です。
右にあるのが平櫓です。
これらは1989年(平成元年)から行われた改修の際に再建されました。
雰囲気のある橋と門ですよね。
史跡広島城跡二の丸表御門(復元)
規模 桁行 7.64m、梁間 4.85m、軒の出 1.27m、軒高 7.03m、棟高 10.61m
構造 木造脇戸付櫓門、入母屋造、本瓦葺、軸部真壁、軒塗籠、両側面一間庇付表御門は天正期末(16世紀末)頃の建造と推定され、昭和20年の原爆被爆による焼失までの約350年間存続していました。
平成3年12月 広島市教育委員会
現在の表御門は、平成元年の広島城築城四百年を記念して復元に着手し、平成3年に完成したものです。
この平成の復元では、昭和9年に当時の陸軍第五師団経理部が作成した実測図をもとに、発掘調査の成果や明治期から昭和期にかけての写真を総合的に検討して、焼失後も残存した表御門の礎石(柱下の石)上に、昔どおりの工法によっって往時の姿をよみがえらせています。
裏側から見た表御門です。
内部には太鼓櫓の模型がありました。