広島城の本丸には1958年(昭和33年)の再建時に発掘された築城当時の礎石が展示されています。
天守の規模の大きさがよくわかります。
こういう礎石は現存天守ではぜったいに見ることができませんので、再建天守ならではですね。
礎石について
ここにすえ付けてある石は昭和三十三年天守閣再建に際して、もと、天守閣柱下の礎石を掘りおこして原型のまま移したものである。
玉石排水溝の内側が天守台の大きさである。一段低くすえてある石は今もなお天守台の地下に埋もれている礎石の位置を示している。昭和四十四年七月 広島市教育委員会