慶雲館(けいうんかん)は1887年(明治20年)の明治天皇の行幸にあわせて、長浜の豪商・浅見又蔵が私財を投じて建築した休憩所で、館名は当時の内閣総理大臣・伊藤博文の命名と伝わっています。
その後は浅見氏の別邸としてだけでなく、迎賓館としても利用されていましたが、1935年(昭和10年)に国史跡に指定されたことにともない、翌年長浜市に寄付されました。
以降、市の施設として、盆梅展や会議場所等として使われ、2004年(平成16年)7月から一般公開されました。
2006年(平成18年)には庭園等の復元整備が進んだこともあり、国の名勝に指定されています。この本庭の池泉回遊式庭園は近代日本庭園の先駆者、七代目・小川治兵衛(植治)の代表作として知られています。
また、毎年1月上旬から3月上旬にかけて、日本一と称される「長浜盆梅展」が開催されます。
慶雲館の観光情報
住所 | 滋賀県長浜市港町2-5 |
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営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 冬期(12月5日~3月20日) |
観覧料 |
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URL | http://kitabiwako.jp/keiunkan/ |