前田利家公とまつ様の来歴が主に述べられています。本願寺と織田家の武将として戦っていますが、越前や加賀は一向衆の多い地域であり、北陸軍の柴田勝家公の与力であった利家公がよく納めることができたなと思っていましたが、加賀、尾山御坊攻略時、利家公は有岡、三木城で戦っていたようです。加賀支配において、一揆や反乱を行わない前提で信仰を認めたようで、謎が少し解決しました。
タイトル | 一向一揆と前田利家 一向一揆歴史館叢書3 |
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著者 | |
出版社 | 鳥越一向一揆歴史館 |
発売日 | 2002-04-01 |
価格 | 500円 |
ページ数 | 18ページ |
購入可能場所 | 鳥越一向一揆歴史館 |
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僕らは攻城の折に、何もない城址だとつい「残念ながら遺構は見られない」と思い、書いてしまいますよね。事実そう感じてしまうことで仕方ない。そんな中でも何かいい所を見つけて書きたいものです。そんなご同輩や私に、この本!
城って、造るのが大変で注目されるのはそこだと思いますが、落城することもあれば、天災で壊れそのまま廃城になることもあったわけで、そうした例を数多くの文献を引用して紹介してくれています。完全に破却される城がある一方、現代も遺構がある城址も存在する訳や、植栽の手入れやごみ・糞尿の処分などメンテナンス、門限や賭け事などのルール(城掟)といった生活観まで教えてくれます。
城掟ってものが残っていることを知りました。機会があれば見てみたいな。
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