秀吉の怒りをかい、切腹させられる千利休。
この切腹シーンよりはじまる物語です。
侘び寂びの世界を求め、美を追求をし、戦相手に茶をもって講和をとりつける。
晩年から若かりし頃の利休が描かれております。
皆さんのレビューより、花鳥の夢を読んで、山本兼一先生の作品をもっと読んでみたいと思い辿り着きました。
狩野永徳の絵も所々にでてきます。
山本先生の文章は非常に読みやすく、中盤から一気に読み込めました。
第140回直木賞受賞作品であり、
市川海老蔵さんが主演で映画化もされたようです。機会があれば見てみようと思います。
タイトル | 利休にたずねよ (PHP文芸文庫) |
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著者 | 山本 兼一 |
出版社 | PHP研究所 |
発売日 | 2010-10-12 |
ISBN |
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価格 | 922円 |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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