先だって、この本の姉妹本、日本の城99の謎が、とても読みやすく面白かったので、こちらも手に入れ読んでみました。戦国の合戦の99の謎というよりも99の設問に答えていく形式の、合戦の雑学集、トレビア集といった内容です。すべての設問が見開き1ページで簡潔にまとめられていて、左ページは関連する写真や図が掲載されています。白黒で小さいのが、やや見ずらく残念ですが、小田原城や上田城といった合戦の舞台となった城の写真もたくさん載っています。また、合戦の屏風や武将の肖像画等々の資料としても、なかなか見ていて面白いものが多い気がします。小さいのが、ただただ残念ですが。
自分にとっては、城の謎の本の方が知っていたよという話が多く、こちらの合戦の謎の方が知らないことが多い分、より楽しく読めた感じでおりますが、はなから歴史に詳しい方や合戦好きの方からすると、もの足りないよということもあるかもしれません。自分は、あっという間に読めて、川中島、関ヶ原から戦場のトイレ事情まで、十二分に楽しめる事ができました。
タイトル | 戦国の合戦99の謎 (彩図社文庫) |
---|---|
著者 | |
出版社 | 彩図社 |
発売日 | 2019-05-17 |
ISBN |
|
価格 | 700円 |
ページ数 | 224ページ |
まだ登録されていません。
ほかの書籍を検索することができます。
攻城団で必要としている資料(書籍・雑誌)やカメラ等の機材をAmazonのウィッシュリストで公開しています。いずれも直近では必要としないもののいずれは攻城団の運営に必要なものばかりですので、プレゼントしていただければ大変ありがたいです。
また現状、匿名でのご支援が可能なのはこの方法のみとなっています(匿名で送るにはクレジットカードで決済せず、ギフト券で支払う必要があるようです)。
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
現代風景の中の姫路城写真も掲載されていて、それが歴史の奥深さと融合しています。
一辺19センチの正方形一冊に姫路城への愛がぎっしりと詰まっているように思えます。もっと大きな判型で拝見したいところですが、身近にいつでもページを開くことができるというのも大切なポイントでしょうね。
デジタル写真にレタッチを施せる昨今にあって、このような調和のとれた発色・陰影表現を見習いたいものです。
大西義和さんとは2018年の秋に偶然に知り合いまして、こちらの89ページの「秋色 シロトピア記念公園」はおそらくその時に撮影された写真と思われます。それから一年に一度は撮影スポットでお目にかかることがあります。
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する