へうげもの
★第14回(2010年)手塚治虫文化賞マンガ大賞 全25巻 読みは「ひょうげもの」
豊臣秀吉・徳川家康の茶頭として活躍した茶人「古田織部」を主人公とした長編ギャグ漫画です。
絵、キャラクター、表現、ストーリー、すべてにおいて「クセがすごい」です。慣れるまで大変でしたが、徐々にクセが「乙」になりました。
古田織部の生涯を、独特な世界観で描ききったこの作品自体が「へうげもの」だと思います。
本年1月、全25巻完結しましたね。戦乱の世の中で道楽にすべてをささげたなんて、なんて素敵な人生。もちろんフィクションですが上手く歴史的事実とシンクロさせていて知識も得られました。茶人や絵師にスポットが当たる漫画はそうないでしょう。戦国有名武将はほぼ登場、顔芸で笑わせてくれます。古織殿、12年間「乙」でした!
目からウロコが、、この作品を通して茶人もまた等しく戦国武将であったと認識を新たにしました。古田織部正重然と彼を取り巻く人々が織りなす戦国痛快ファンタジーとでも評せば良いでしょうか。この作品に出合ってから、千利休居士はもちろん、茶人をテーマにした作品を探すようになりました。
タイトル | へうげもの(1) (モーニング KC) |
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著者 | 山田 芳裕 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2005-12-22 |
ISBN |
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価格 | 566円 |
ページ数 | 224ページ |
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この本は日経新聞の土曜朝刊別刷に掲載中の「何でもランキング(1〜10位)」の旅に関する記事をまとめたもの(2019年8月発行)。《第1部、絶景を見に行く》のコーナーには「闇夜に浮かぶ城、冬こそ必見」、《第2部、そぞろ歩きを楽しむ》には「1日で散策満喫、ほどよいサイズの城下町」のページがあってそれぞれ10の城と城下町が紹介されています。松本城と弘前城は両方にランクイン、また「〜城下町」の方にはこうの団長のコメントや「調査の方法」のところには「お城ファンサイト「攻城団」などの推薦や…」というちょっと嬉しい表記も。
たまには攻城しないお出かけ先を探してみようと久しぶりに書棚から出したのですが、やっぱり「城、城下町」のページを真っ先にチェックしました。さて、同行者の満足ポイント(街歩きと地元の食やお酒)があって、ほどよく攻城できる次の行き先はどこになるかな。
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