埼玉県比企郡にある杉山城は、城郭研究者の間で後北条氏による築城と考えられてきたが、近年行われた発掘調査で出土した遺物は、北条氏が関東に進出する前の時代の物だった。考古学から突き付けられた物証で確定したかに思える杉山城の築城年代問題を、縄張り研究の立場から検証する。占地や縄張りの技巧の一つ一つから築城者の意図を拾い上げていくのが西股流。好奇心を刺激される一冊。
タイトル | 杉山城の時代 (角川選書) |
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著者 | 西股 総生 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2017-10-27 |
ISBN |
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価格 | 1836円 |
ページ数 | 288ページ |
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