攻城団が提案するお城めぐりの旅行ガイド(モデルコース)です。旅程を考える際の参考にしてくださいね。
前田利家によってひらかれた金沢の街は芸術の街でもあります。前田家の居城・金沢城はもちろん、兼六園や金沢21世紀美術館など、伝統文化と現代アートの両方が堪能できるプランを紹介します。
出発地点はJR金沢駅です。
東京駅からだと7:20発の「北陸新幹線かがやき503号」に、大阪駅からだと7:00発の「サンダーバード」に乗れば10:00前には到着できます。
金沢駅はアメリカの旅行誌『Travel & Leisure』で「世界で最も美しい駅」14選に選ばれた駅です。バスターミナルそばにある、鼓をモチーフにつくられた駅前の鼓門はぜひチェックしましょう。
まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような土塀の町並みです。
「武家屋敷跡野村家」は加賀藩で要職を歴任した野村家の屋敷跡で、その庭園は国内外で高く評価されています。
地元の方も日常的に利用する市場です。新鮮な魚介類や加賀野菜などのお店がたくさんありますが、海鮮丼や回転寿司のお店も何軒かありますのでぜひここでランチしましょう。
近江町市場は江戸時代からつづく市場で「金沢の台所」と呼ばれています。
天守こそないものの、五十間長屋や河北門、玉泉院丸庭園などが復元され、加賀百万石の大名にふさわしい広大な城址公園です。
公園なのでほとんどのエリアは無料で散策できますが、せっかくなので有料エリアの五十間長屋・菱櫓の内部も見学しましょう。時期によっては江戸時代から現存している石川門などの内部を見学することもできます。
前田家が約180年もの歳月をかけてつくりあげた日本を代表する庭園です。春夏秋冬、いつ訪れても楽しめます。
2004年にオープンした、国内でも屈指の人気を誇る現代アートの美術館。見るだけでなく、体験型の展示が多数あります。プールの展示は有名ですね。
金沢21世紀美術館は、2004年に開館した現代美術を収蔵した美術館です。
金沢駅構内の金沢百番街「あんと」には金沢の名産品である和菓子や伝統工芸品など、さまざまなおみやげ品がそろっています。
金沢市内の移動にはバスが便利です。
市内を巡回する「金沢ふらっとバス」や「城下町かなざわ周遊バス」のほか、路線バスもたくさん走っていますので、それほど待ち時間もなく移動できます。
今回のプランのように複数箇所をまわる場合は、「1日フリー乗車券(500円)」を購入するとお得ですね。
また、金沢駅のほか市内20箇所で乗り降りできるレンタサイクル「まちのり」もあります。
基本料金(200円)を払うと30分以内の利用は無料なので、ポイント間の移動だけに使って乗り継ぐようにすれば、1日200円で何回でも利用できます。
少し足をのばせば現存天守の丸岡城があります。また、七尾城や高岡城といった「日本100名城」に選定されているお城もありますよ。
宿泊は金沢駅周辺にホテルがたくさんありますが、もし前泊するなら金沢城公園に近い「ANAホリデイ・イン金沢スカイ」がオススメです。
ANAホリデイ・イン金沢スカイは金沢城公園まで徒歩10分の位置にあるホテルです。
あなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する