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まーちゃんさん
戦国の山城を極める

お城EXPO 2020の厳選プログラムで加藤理文先生が紹介していた。最近山城に興味を持ち、山城を中心に攻城しているので今後の攻城に役立つのではと思い、読みました。中井均先生と2人が訪れた山城の内、22城が詳しく紹介されていました。読んでいて両先生が本当に山城が好きなんだろうなと感じられる内容となっており、今後の山城巡りの楽しみ方を教えてくれた一冊となり、山城攻城を目指している方におすすめします。


まーちゃんさん
城割の作法: 一国一城への道程

団長の紹介で図書館で借りて読みました。戦のない社会を目指す徳川幕府が目指す近世的城割と諸大名がこれまでやってきた中世的城割の違い、そして居城、端城、古城に対する徳川幕府の対応について勉強することが出来ました。徳川幕府が取り組んできた山城の破却、惣構えの城に付いては二ノ丸以下を全て破壊して更地させた小田原城の破却、大坂城の破却から福島正則の改易理由、島原・天草一揆前後の城割について古文書を交えて詳しく解説されています。一国一城令を詳しく知りたい人におすすめです。


黒まめさん
実は科学的!? 江戸時代の生活百景

電気もガスも無かった江戸時代の人々の暮らしについて、科学的な視点から書かれています。読んだ後、江戸時代の人たちの凄さに脱帽しました。何が凄いかと言うと、まず考える力です。今の便利な生活に慣れている私たちは、何も考えなくても、物事を合理的に済ませることができます。その方法も義務教育の間に、(使えるかどうかは別にして)結構教えてもらっているものです。そういった材料なしに、どうすればうまく行くか、よく考えています。そして、それが実に道理にかなっているのが驚きです。「雷におへそを取られる」のも、科学的根拠があるのです。天文に関する知識も、私たちが想像する以上に持っていたようです。
これを読むと、私たちの日常生活は「ボーッとしてるんじゃないわよ❗」って、叱られそうです。


masamune dateさん
ゼロからやりなおし! 日本史見るだけノート

縄文時代あたりから、平成の出来事が分かりやすい絵と文章、図などで説明されています。
その名の通り、見るだけで日本史を確認して頭に入れることが出ます。


黒まめさん
長崎・天草 潜伏キリシタン祈りの里

先日の勉強会を受け、この本を見つけたので手に取ってみました。潜伏キリシタンの過酷な歴史と各地に残る教会や遺跡などの美しい写真が対称的で、深い感銘を受けました。私が歴史で習った「かくれキリシタン」という名称は、禁教下で、自分達だけで信仰を続けた結果、カトリックとは似て非なるものになり、禁教令が解かれた後も、カトリック信者に戻れなかった人たちを指すようです。そのため、禁教令下で信仰を守り続けた人々のことを「潜伏キリシタン」と呼んで区別したようです。秀吉も家康もキリシタンのこの目に見えないパワーを恐れたのでしょうね。


黒まめさん
よくわかる日本の城 日本城郭検定公式参考書

「歴史の中で、城がどう移り変わっていくか」など、城と歴史の関係がよくわかります。歴史との繋がりを通して、土塁、堀、柵、建物などが、なぜ築かれたのかがわかるので、お城理解に繋がります。城郭検定の公式参考書ですが、受けない人にもオススメです。


藤式部卿さん
全国 「武将印」 徹底ガイド 見どころ・楽しみ方がわかる

「御城印」に続きブームになりつつある
「武将印」のガイド本です。デザインの解説から発行情報、集印帳まで掲載されています。色々な武将印があり、眺めているだけで楽しめます。


デュラけんさん
じんかん

麒麟がくるが放映されている間は、同時代の小説は読まないつもりでおりましたが、図書館にて今村先生の名前を目にした瞬間に即借りしました。
伝聞では、悪役の松永久秀ではありますが、戦の世を終わらせようと、心のうちが描かれており、期待を裏切らない面白さでした。


CLADさん
火天の城 (文春文庫)

熱田の宮大工父子が織田信長の命を受け、近江の安土山に空前の巨大な天主を築き上げる物語。大工以外にも石工や瓦職人、木こりといった戦国武将以外の登場人物を生き生きと描き出し、松本清張賞を受賞したユニークな力作だ。親子の葛藤や若い棟梁の成長物語といった小説としての作法のほか、普請の様子が丁寧に書かれているところも、城好きにとっては魅力的といえる。


伝もものふ山田(ヤマー)さん
もっこすの城 熊本築城始末

加藤清正に仕えた城取り(築城家)の物語です。架空の主人公ですが、実在の人物も多く登場します。
安土城の焼失、清正の肥後入国、文禄・慶長の役での名護屋城・倭城の築城、蔚山城での籠城戦、一大事業となる熊本城の築城などが描かれます。築城シーンの描写は千田嘉博先生が協力されており読み応えがありました。
この物語を通じて築城にたずさわった人々の思いを感じることができ、お城の見え方も変わりそうです。

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今日のレビュー

カラー版 地形と地理でわかる日本史の謎 (宝島社新書)

50項目にも登る歴史の転換点を地図と地形図で解明する書です。地図、地形図は全てカラー、それだけで、目が惹かれてしまいます。中身を見ると、戦国時代の紀伊の独立性とか、赤穂浪士の討ち入りは仕組まれたものであるとかなども、地理で読み解いていくのが面白く、今まで気づかなかった視点に気付かされ、ナルホド…と納得してしまいます。みなさんはどの項目に唸ってしまうでしょうか?

黒まめさん)

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