先日の勉強会を受け、この本を見つけたので手に取ってみました。潜伏キリシタンの過酷な歴史と各地に残る教会や遺跡などの美しい写真が対称的で、深い感銘を受けました。私が歴史で習った「かくれキリシタン」という名称は、禁教下で、自分達だけで信仰を続けた結果、カトリックとは似て非なるものになり、禁教令が解かれた後も、カトリック信者に戻れなかった人たちを指すようです。そのため、禁教令下で信仰を守り続けた人々のことを「潜伏キリシタン」と呼んで区別したようです。秀吉も家康もキリシタンのこの目に見えないパワーを恐れたのでしょうね。
タイトル | 長崎・天草 潜伏キリシタン祈りの里 |
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著者 | 池田 勉 |
出版社 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2018-07-20 |
ISBN |
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価格 | 4730円 |
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10月の定期ライブで榎本先生が推薦され、かつ来年の大河ドラマが平安時代が舞台と言うことで、予習のつもりで手に取りました。はっきり言って平安時代に関する知識はあまり有りませんでしたが、この著書には桓武天皇が都を平安京に移してから、摂関政治、院政、そして武士の時代までの約400年の貴族の権力闘争や平安京に住む人びとの営みを知る事が出来ました。特に関心を持ったのは平安京のトイレ事情で、汚い話もあり詳細は割愛しますが、テレビや映画ではなかなかお目にかかれない事なので興味深く読ませて頂きました。来年の大河まで時間はそう有りませんが、その前に是非読んでおく一冊だと思います。
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