みんなのレビュー

団員が投稿した書籍のレビューを最新順で表示しています。

レビューを投稿するには
まず以下のリンクにある検索フォームで書籍を検索してください。検索結果にある「レビューを書く」という緑のボタンを押せば入力欄が表示されます。このページに並んでいるレビューのようにすでにほかの団員がレビューを書いている場合は、書籍のページの右上にある「レビューを書く」を押しても投稿できます。
書籍の検索ページ

まーちゃんさん
河合敦の、一気にわかる! 平清盛と平家四代

攻城団の「日本史の知識をアップデートするための勉強会」で平氏政権に付いて勉強するので、その予習として読みました。この書籍は平清盛を中心として、平正盛(清盛の祖父)、忠盛(父)から宗盛(子)までの伊勢平氏を取り巻く出来事に付いて解りやすく書かれています。今まで平清盛のイメージとしては後白河法皇を幽閉して朝廷の実権の握った傍若無人な男だと思っていましたが、この本を読んでそれまでの清盛は周りに気を遣い、決して敵を作らない巧みな処世術を身につけた男であることを知りました。また、清盛が白河法皇の御落胤であったので貴族社会も頂点に立つのを受け入れたのだろうとの事です。と言うことで、平清盛を再認識するのに最適な一冊だと思います。


惟任日向守十兵衛さん
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)

日本百名城のガイドブックとスタンプ帳です。また、日本城郭検定の公式テキストにもなっています。


惟任日向守十兵衛さん
燃えよ剣

この本は燃えよ剣の上と下を一冊にしたものです。また、映画化もされています。


鼬鼠丸(仮)さん
ポンコツ武将列伝

毛利家で好きな武将は誰?と聞かれたら私はまずは毛利元就と答えて二番目は毛利隆元と答えます。何故かこの元就のポンコツと呼ばれている長男「隆元」が私は無性に好きなんです。そんな隆元を知ったのがこの本でした。著者の長谷川氏は小田氏治の戦国最弱だけど家臣や領民からは好かれていたところが好きといいます。こちらに掲載されている武将たちはまさにポンコツでダメダメなんだけど何故か愛着が湧いてくるので不思議です。むしろ恐れ多くも愛おしく思えてしまいました。コロナ禍で大変だけどポンコツ武将たちに元気をもらいました✨


鼬鼠丸(仮)さん
城の政治戦略 (角川選書)

ここ最近伊勢宗瑞や永井路子氏の「姫の戦国」で寿佳尼の事を知ったので今川関連の本を選んでみました。本書では「戦闘する城」ではなく政治や経済を中心とした城の役割を主に今川氏の城で取り上げています。例えば葛西城(北条の城だけど)の遺構で素焼きの土器や中国の高価な青花器台などが発見された事について著者は「ハレの場」として使われたと考察され、残された文献からも「元服の儀」が行われていた事を見つけられました。考古学好きからみても大変興味深い研究だなと思いました。この本で新しいお城の楽しみを見つけられました。


惟任日向守十兵衛さん
山川 詳説日本史図録 第8版: 日B309準拠

古代から現代までの様々な歴史が写真や図と共に載っていてとてもわかり易いです。


惟任日向守十兵衛さん
レンズが撮らえた幕末日本の城―永久保存版

今はもう見られないような建築物などの貴重な写真が載っています。


鼬鼠丸(仮)さん
猛将妄想録 1 (電撃ジャパンコミックス)

「バトル漫画で歴史が超わかる本」で大久保ヤマト先生の絵の上手さと歴史への愛を知りこちらの漫画にも出会いました。通には有名だけど蒲生氏郷や佐竹義重の漫画なんて今まで見たことない!その中でもやっぱり私にとって一番嬉しかったのは立花宗茂の一生を大久保先生の漫画で読めた事です。道雪公とのお話や誾千代さんとの掛け合いの中にも大久保先生の歴史愛を感じられました。


鼬鼠丸(仮)さん
境界争いと戦国諜報戦

武将たちが普段治める国には必ず境目があり城やそこを守備していた人たちがいる。著者はそんな国の境目を残された文献や自らの取材で解明した一冊です。特に私が興味深いなと思ったのは境目の城の情報を秘密裏に絵図にした人たちのお話です。こちらには伊達家で活躍した諜報人の事が書かれています。それぞれの家で「草(忍び)には気をつけろ!」と手紙が残されている事も面白いなと思いました。境目に生きた人々の命懸けのドラマを知る事が出来ました。


鼬鼠丸(仮)さん
北条氏康の妻 瑞渓院 (中世から近世へ)

この本は戦国史やドラマ監修で著名な黒田基樹氏が今まであまり語られる事がなかった北条氏康の正室である瑞渓院の謎を解明した本です。彼女は秀吉による小田原攻めの際に小田原城の中で亡くなったと言われていますがその疑問点に関しても黒田氏は触れられており読みながらワクワクしました。それにしても彼女はあの今川の女家長、寿桂尼の娘であり自らも今川氏真に嫁ぐ早川殿を産んでますが彼女の家系は芯のしっかりした女性の家系なのかな。同じ女性として見習いたい戦国時代の女性の一人です✨

フォローしませんか

攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)

今日のレビュー

虚けの舞 (講談社文庫)

豊臣秀吉の知力権力に翻弄された織田信雄と北条氏規が主人公。死ぬか生きるかの時代に、紆余曲折の数奇な運命をたどった二人が肥前名護屋城で御伽集として再会します。運はいいが才能がない信雄と、才能はあるのにうまくいかなかった氏規。韮山城で対峙したこともある二人の思い出話はつら過ぎて笑えませんが慰めあう中でひとつの答えが出ます。勝ち組とは何ぞや?豊臣家と対比して考えると面白いです。

弥一左衛門さん)

書籍ページを表示する

すべてのレビューを表示する

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る