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た〜坊さん
沖縄の名城を歩く

沖縄の城(グスク)は本土の城とはかなり違った様相があります。グスクは祭礼の場や墓であったりと、必ずしも城塞ではないそうです。ほの沖縄のグスクについて南部、中部,北部、島に分けてそれぞれのグスクについて解説してあります。グスクについて書かれた貴重な書籍だと思います。


黒まめさん
日本100名城と続日本100名城めぐりの旅

お城初心者の方、100名城、続100名城めぐりをしている方、とにかくお城が好きな方にオススメします。難しいお城用語はあまり出てきませんが(筆者があえて使わないようにしている)、知っておくと楽しめる基本のお城知識を、まずわかりやすく説明してくれているのがいいですね。あとは、「天守を楽しむ」「城下町を楽しむ」など、9つの楽しみ方にピッタリのお城をピックアップしているので、目的にあったお城を探すのに役立ちます。399ページというボリュームの割に、持ち運びのしやすいサイズと重さなので、攻城旅のお供にも良いのではないでしょうか。


しぇるふぁさん
東海の名城を歩く 岐阜編

城郭DB構築プロジェクトの参考書として攻城団未登録城が多い飛騨・奥美濃地方の資料が欲しいなと思い、直近で購入した同シリーズの「北陸の名城を歩く」が良かったので、岐阜県編を取り寄せてみました。
西濃・本巣郡、中濃・岐阜、東濃・加茂、飛騨の4地域に分けて60基の城が紹介されていて、お目当てだった飛騨国の城もしっかり詳細に紹介されていました。数の18基あって結構豊富な数でした。資料が乏しくて手に入りにくい飛騨国の城の参考書としては一番しっかりしているので飛騨国の城めぐりをする際は参考書としてマストで購入するをオススメします。
岐阜城についても模擬天守だけでなく山麓部の遺構が全て紹介されていて、分かりやすかったです。ロープウェイでしか登ったことがないので今度登山しつつこの本片手に見学したいなと思いました。


しぇるふぁさん
甲信越の名城を歩く 新潟編

吉川弘文館出版の「北陸の名城を歩く」の富山・石川・福井編の3冊が良かったので、他の地域もあるということで、ちょくちょく行くことが多い新潟県編も取り寄せてみました。
新潟県編では上越、中越、下越、佐渡の4つの地域に分けて59基の城が紹介されていました。新潟の城は100名城クラスの城しか知らなくて、意外とマイナーな城が数多く紹介されていて勉強になりました。特に攻城団未登録城が多い中越・下越地方はかなり勉強になりました。早速城郭DB構築プロジェクトに入力して登録申請したいなと思っています。


しぇるふぁさん
北陸の名城を歩く 石川編

つい先日(2022年12月21日)に発売されたばかりの吉川弘文館出版の「北陸の名城を歩く」シリーズの石川県編です。
今回は能登国、加賀国に分けて56基の城跡が紹介されていました。巻頭4ページほどは、カラーページで七尾城の石垣遺構や松根城跡航空レーザ測量による鳥瞰図(金沢市埋蔵文化センター提供)、鳥越城の外桝形門遺構が写真付きで紹介されており、特に松根城の資料はかなり貴重で結構グッと胸に来ましたね。それ以外にも飯田城(攻城団未登録城)や甲山城、舟岡山城の写真が掲載されていました。
金沢城ももちろん紹介されており、巻頭カラーの写真ページにはなかったですが、7ページにわたってかなり詳細に解説されていました。中でも現在は復元されてしまって絶対に見ることができない河北門の調査時の遺構写真が載ってて、これはかなり良いものが見ることができたなと感動しました。
このほか結構マイナーな城跡も紹介されていて、地元民の私すら知らなかった城跡も紹介されていてすごく勉強になりました。特に能登地方は七尾城以外は資料が乏しく、資料自体が結構入手困難な城跡が多いので能登のマイナーな城跡を知るには一番オススメしたい一冊です。これが一番出揃ってて分かりやすいと思います。


つば九郎さん
読むだけですっきりわかる日本史 (宝島社文庫)

 日本史をやはり学び直そうと思い立ち、かの120万部のベストセラーをあの日本最大の古書販売チェーン店で110円で入手しました。安くて助かる。
 受験は日本史を選択しておりましたが、元来の狡賢い性格なので、試験に出そうなところのみを勉強し、税制や土地制度、交通交易、文化史宗教史に集中し、年号、将軍の名前、〇〇の乱や〇〇の変はすべて捨て(歴史の王道なのに)せいぜい一揆ぐらいという極端な勉強方法を取っておりました。その王道と現代史までやっておけば、もうちょっと良い学校に進め、人生も違っていたかもしれませんが。間違っても子供達に勉強しろとは言わない素敵な人間にはなれた気はしますが。 
 とはいえ、あの頃、勉強しておけばとは良く言ったもので、そんなこんなで、この本で学び直しです。まず読みやすいですね、そして、やはりすっかり忘れてしまうものですね、最初の方の倭の五王で既に愕然となりました。歴史に詳しい方々には必要がないとは思いますが、ベストセラーになるのは納得です。なにしろ、たった4〜5時間で旧石器時代から平成時代までの復習ができます。同時にもう一度読む日本史の教科書も110円で入手しましたが、教科書というだけで、すでに自分に拒否反応があるので、こちらから読んで正解だったかもしれません。


しぇるふぁさん
これが加賀百万石回遊ルート

鼠多門竣工記念で、北國新聞社が出版した金沢城と兼六園、及び城下町の風景を紹介しているガイドブックです。
本書には石川郷土史学会常任理事のまさこさんとその孫で大学一年生のちはやさんが登場し、金沢城とその城下町を歩きながら対話形式で見どころを紹介しています。また、全て文書ではなく、写真も掲載されており、文章読むの苦手な人も読みやすく、内容が頭に入ってきやすいです。写真も全てカラー掲載で見やすいです。
全188ページの12章構成で、鼠多門竣工記念で出版されているので、第1章からいきなり鼠多門が登場します。鼠多門の構造や特徴、それから復元に至った経緯まで事細かく記されており、おそらく鼠多門に関する参考書の中では一番詳細で分かりやすいと思います。
第2章からは、鼠多門の竣工によって形成された金沢城の回遊ルートを中心に見どころを紹介していました。尾山神社や兼六園、玉泉院丸庭園、片町武家屋敷、成巽閣、各種美術館・博物館など金沢城周辺の主要スポットが登場します。
ページも188ページと比較的軽くて携帯しやすいサイズの本なので、金沢城を訪問した際は本書をハンドブックとして携帯することをオススメします。


黒まめさん
カラー版 地形と地理でわかる日本史の謎 (宝島社新書)

50項目にも登る歴史の転換点を地図と地形図で解明する書です。地図、地形図は全てカラー、それだけで、目が惹かれてしまいます。中身を見ると、戦国時代の紀伊の独立性とか、赤穂浪士の討ち入りは仕組まれたものであるとかなども、地理で読み解いていくのが面白く、今まで気づかなかった視点に気付かされ、ナルホド…と納得してしまいます。みなさんはどの項目に唸ってしまうでしょうか?


しぇるふぁさん
戦国の北陸動乱と城郭 (図説 日本の城郭シリーズ 5)

書店で北陸の城郭に関する参考書を探していたら、こちらの参考書を見つけて、読んだら結構詳しくて良い内容だったので購入しました。
富山、石川を中心に50基の城が紹介されており、全て写真付き、縄張り図付きで分かりやすいです。特に富山の城については282ページのうちの約150ページを使って25基の城を紹介しており、かなりボリュームがあります。
また、表紙をめくって1ページ~5ページあたりにはカラーで切山城、松倉城、増山城、七尾城の想像復元絵(描者:香川元太郎)が掲載されており、かなり貴重な資料だと思います。
さらに一部には攻城団未登録城があり、私も今まで知らなかった城跡も紹介されていて興味深かったです。可能であれば、こちらの参考書を元に調査して、未登録城の登録申請を城郭DB構築プロジェクトにしたいなと思います。
同じ書店で同時購入しましたが、吉川弘文館から出ている「北陸の名城を歩く 富山編」、「北陸の名城を歩く 石川編」とともにオススメしたい参考書です。


あぶさんさん
奈良中世城郭事典(図説日本の城郭シリーズ17)

刊行早々たまたま書店で見つけました。奈良県のお城に興味を持ち始めた自分にとって、タイムリーな内容のため迷わず購入しました。信貴山城や多聞山城などの山城はもちろん、古墳を再利用した城郭(黒塚古墳など)や、周りを堀で囲んだ環濠集落も含めた地域性豊かな78城が紹介されています。縄張り図や写真も豊富で、寺院勢力が根強くはびこる複雑な中世奈良の歴史を、城郭と共に学べる一冊だと思います。

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今日のレビュー

一冊でわかる戦国時代 (世界のなかの日本の歴史)

攻城団テレビ「戦国時代のはじまりと終わりはいつか?」の中で団長が紹介されていたので読んでみることにしました。本書では1467年室町幕府に「応仁の乱」という形で押し寄せた前後を戦国時代の始まりとして、江戸幕府を開いた徳川家康が世を去る1616年までの約150年間に付いて、守護大名、守護代、国人などが戦国大名となっていく課程、織田信長の名が世に出てからは、三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)のエピソードが解りやすく書かれています。また北条氏がらみで関東近辺の地侍についての記載があり、東京在住の私としては地域の歴史を知る上での参考になりました。と言うことで、戦国時代を知りたい方の入門編としてお勧めの一冊だと思います。

まーちゃんさん)

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