鼠多門竣工記念で、北國新聞社が出版した金沢城と兼六園、及び城下町の風景を紹介しているガイドブックです。
本書には石川郷土史学会常任理事のまさこさんとその孫で大学一年生のちはやさんが登場し、金沢城とその城下町を歩きながら対話形式で見どころを紹介しています。また、全て文書ではなく、写真も掲載されており、文章読むの苦手な人も読みやすく、内容が頭に入ってきやすいです。写真も全てカラー掲載で見やすいです。
全188ページの12章構成で、鼠多門竣工記念で出版されているので、第1章からいきなり鼠多門が登場します。鼠多門の構造や特徴、それから復元に至った経緯まで事細かく記されており、おそらく鼠多門に関する参考書の中では一番詳細で分かりやすいと思います。
第2章からは、鼠多門の竣工によって形成された金沢城の回遊ルートを中心に見どころを紹介していました。尾山神社や兼六園、玉泉院丸庭園、片町武家屋敷、成巽閣、各種美術館・博物館など金沢城周辺の主要スポットが登場します。
ページも188ページと比較的軽くて携帯しやすいサイズの本なので、金沢城を訪問した際は本書をハンドブックとして携帯することをオススメします。
タイトル | これが加賀百万石回遊ルート |
---|---|
著者 | 北國新聞社 |
出版社 | 北國新聞社 |
発売日 | 2020-10-12 |
ISBN |
|
価格 | 1500円 |
この書籍で紹介されているお城です。
ほかの書籍を検索することができます。
攻城団で必要としている資料(書籍・雑誌)やカメラ等の機材をAmazonのウィッシュリストで公開しています。いずれも直近では必要としないもののいずれは攻城団の運営に必要なものばかりですので、プレゼントしていただければ大変ありがたいです。
また現状、匿名でのご支援が可能なのはこの方法のみとなっています(匿名で送るにはクレジットカードで決済せず、ギフト券で支払う必要があるようです)。
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する