城址が瀬戸大橋架橋記念公園になっているので、エントランスゾーンの広々とした駐車場が使えます。地図上ではさらに奥まで道が続いていますが、工事中で通行止めになっていました。
公園とはいっても草刈りはあまりされていないので、冬の攻城がおすすめなのは他の山城と同じですね。

南西の石垣補修箇所が痛々しいですが、完成した暁には壮観なのは間違いないですね。そのときはぜひ再訪したいものです。

地元の人がお堀の魚にエサをやっていました。普通のお城なら鯉ですが、ここでは黒鯛。さすが海城。ものすごい勢いで奪い合って食べていました。

愛媛県立西条高校の敷地になっていて、高校関係者は立派な大手門を当然のように車でくぐって入っていきます。関係者以外は「お断り」ではなく、受付に申し出てくれと書いてありましたが、さすがに気が引けて門外のスペースに駐車しました。他にも2台停まっていて、まだ余裕がありました。

海を渡れず、対岸から眺めただけです(なので見学時間は15分のみ)。渡れるのが年に数日だけとすれば、日本で最も行きにくい城の一つでしょうね。

時間の都合で島には渡れず。見学時間は村上水軍博物館とカレイ山展望公園を合わせたものです。どちらからも城(島)の全景がよく見えました。

東郭のさらに東、大手郭から攻城しました。よく整備されたコンパクトな城跡で、やはり東西の二重堀切が、あまり大きくはないけど見やすくて良いですね。

駐車場だけでなく、「根古屋」の交差点も三の丸の中なんですね。
一部の土塁が失われ、どこまでが本丸だかわかりにくくなっていたりしますが、本丸北側の深い堀は必見。概ねよく整備されていましたが、北曲輪は草ボーボーでした。

再攻城。富士仙元まで回ると1時間かかりました。出丸を抜けるとJR横浜線の南側に出られます。