先日テレビで見たのですが、「天空の城」としてここ数年観光客が急増している竹田城の石垣が崩落しかかってるそうです。
こんな感じで、天守台下の石垣の一部が飛び出しています。
原因としては、急増する観光客によって地面が踏み固められ、雨水が石垣の隙間に流れ込むようになったことが考えられるんじゃないかといわれてました。
(現在、この周辺は立ち入り禁止区域になっています)
じっさい、2012年度の観光客は約24万人で、2010年度の4倍以上だそうです。
ほんとに周囲になんにもないところなんですけどね(それがいいんだけど)。
クラブツーリズムなどのバスツアーでも人気のようですし、ぼくが訪問したときも団体さんや親子連れ、カップルととにかく老若男女さまざまな方々がいらっしゃってました。
観光地化そのものはいいことだと思うんですが、ぼくはこうして観光客が増えることで石垣からの落下事故が起きて、せっかく自然のまま残されてる竹田城の石垣にフェンスとかつけられたらいやだなあと思ってたんですが、まさかその前に石垣そのものが崩落しそうになるというのはちょっとびっくりしました。
まあ竹田城がつくられた当時なんて、日本の人口自体が1000万人もいなかったと思うので、(のべとはいえ)24万人が年間に登城するなんてことは想定されてないですもんね。
かつて吉宗は隅田川や玉川上水の堤防の地盤強化をはかるためにサクラを植えたそうですが(花見客に踏み固めてもらうため)、いっそ竹田城はサクラを伐っちゃってもいいのかもしれませんね。
もったいないですけど、ここはお花見の名所にもなっているので、花見客が減るとだいぶダメージもおさまるんじゃないかと。
もっともこの竹田城ブームがいつまでつづくのかという話でもあるのですが、ブームが終わったときにこの素晴らしい石垣がボロボロになってるのだけは避けなきゃいけません。
そのためにぼくらにできる支援があれば積極的にやっていきたいものですね。
なお、今年の秋(10月1日)から竹田城にいくには1回300円の観覧料が必要になります。
で、ひとり1000円の「年間パスポート」も用意されているので、ぼくはまずそれを購入するところからはじめようと思います。
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