最初、北条氏のバッジをつくろうと思ったときはもっと簡単だと思ってました。
とりあえず北条氏の歴代当主の居城を中心に、支城をいくつか追加すれば形になるかなと軽く考えていたのですが、そもそも北条氏は2代・氏綱からはずっと居城は小田原城ですし、支城といっても新規に築城したのは八王子城などごく少数で、敵から奪った城を改修して利用するケースが多かったのです。
また、たとえば「のぼうの城」で有名な忍城の成田氏は北条氏に従属していたので、身分としては家臣とみなせるのですが、じゃあ忍城は(成田氏の城であるとともに)北条氏の城とみなすべきかとなるとなかなか悩ましいです。
そもそも北条氏は初代・早雲が小田原城を大森氏から奪い取るまで、関東での領地はゼロでした。
北条氏を理解するということは、このゼロから関八州を制覇するまでの道のりを理解するということでもあります。
そこでまずは五代100年にわたる北条氏について調べる前に、北条氏が台頭する前、すなわち室町時代の関東がどういう状況にあったのかをちょっと学び直すことにしました。
早雲が伊豆に乱入して滅ぼした堀越公方は鎌倉公方とどうちがうのか、扇谷上杉氏や山内上杉氏などなんとか上杉氏がたくさんあるのはなぜか、のちに上杉謙信も就任することになる関東管領とはいったいどんな役職なのか、こういったことをちゃんとわかったらきっと楽しいと思うので。
じっさい本やWikipediaで学んでいる時間はとても楽しかったです。足利とか上杉とかの名前がいっぱい出てきてややこしかったですけどね。
今回けっこうな時間をかけていろいろ読んだので、たんにバッジを公開して終わりではなく、ぼくが学んだことをできるだけわかりやすくみなさんにシェアしたいと思います。
ということで、「ざっくりわかる北条氏」のはじまりです。ぼくといっしょに北条氏五代100年の歴史を学びましょう。
(いま原稿の最終チェックをしてるので本編はもうちょっとだけお待ちください)
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
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