松坂城跡は蒲生氏郷(がもううじさと)が1588年(天正16年)に築城しました。
現在は石垣のみが残っており城址公園として、さくらと藤の名所として親しまれています。
松坂城は、蒲生氏郷が近江日野6万石から伊勢12万石に出世した際に、築城した総石垣づくりのお城です。
石垣づくりには、蒲生氏郷の出身地でもある近江の国(滋賀県)の穴太衆を中心に地元の農民をかり出し、石垣をくみ上げていったそうです。
1644年(正保元年)年の台風で天守が倒壊すると、以後は再建されることなく天守台のみとなりました。
1988年(昭和63年)から2003年(平成15年)の16年をかけて 「平成の松坂城石垣修復」が実施され、見事な石垣となっています。。