御城番屋敷(ごじょうばんやしき)は、江戸末期に紀州藩士が松坂城を警護するために移り住んだ武家屋敷で、国の重要文化財に指定されています。
当時は、ここに40石取りの紀州藩士20人と、その家族が住んでいたそうです。
松坂城三の丸跡付近の裏門跡から搦手門跡をむすぶ石畳の両側に武家屋敷が残っています。
現在、御城番屋敷は旧紀州藩士の子孫による団体「合資会社苗秀社(びょうゆうしゃ)」が所有管理しています。
「苗秀社」は松坂城を警護していた紀州藩士達が、明治維新を迎えたあと、屋敷を守っていくために設立されました。
現在も一部に子孫が住まれて、武士の組屋敷を守っているという、きわめて珍しい歴史的建造物です。そのうちの1戸を松阪市が借り受け一般公開されています。
御城番屋敷の観光情報
住所 | 三重県松阪市殿町1539 |
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開館時間 | 午前10:00~午後4:00 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合翌日)、年末年始 |
入館料 | 無料 |
アクセス |
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URL | http://www.matsusaka-kanko.com/information/information/gojyouban/ |