若狭国吉城歴史資料館は2009年(平成21年)春に開館した資料館です。
織田、豊臣、徳川の三英傑を迎えた国吉城址と、その城下町として開かれた佐柿の歴史的な町並みが紹介されています。
資料館には移築された大庄屋母屋のほか、多くの史料や模型などが展示されています。
若狭国吉城歴史資料館から公式パンフレットを提供いただきました。
国吉城と左柿の歴史
弘治2年(1556)、若狭国守護大名武田氏の家臣である、粟屋越中守勝久は、三方郡佐柿の城山に国吉城を築きました。
永禄6年(1563)、越前朝倉氏の軍勢が攻め寄せましたが、見事撃退し、以後10年に渡って守りました。
元亀元年(1570)、織田信長の軍勢が入城し、ここ国吉城から越前攻めに向かいました。
天正11年(1583)、国吉城主となった豊臣秀吉の家臣、木村常陸介定光は、城の改修と町の整備に着手し、天正14年(1586)、佐柿の町を開きました。
江戸時代に入り、寛永11年(1634)に小浜城主となった酒井忠勝は、国吉城に替わって新たに町奉行所をつくり、三方郡と佐柿の町を治めました。城下町佐柿は、丹後街道の宿場町として繁栄しました。幕末には、三戸浪士の一部が准藩士屋敷に収容されました。
若狭国吉城歴史資料館の観光情報
住所 | 福井県三方郡美浜町佐柿25-2 |
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開館時間 |
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休館日 |
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観覧料(常設展示) |
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URL | http://www.town.mihama.fukui.jp/www/section/detail.jsp?id=515 |