小丸山城の跡地にある小丸山公園は、七尾湾を見渡す小高い丘に築かれています。
現在は春は桜、初夏はツツジの名所として、市民に広く親しまれていまれています。
北側に所口と呼ばれた七尾市街の一部が広がっています。
前田利家能登入国四百年記念祭の折に石碑が建立されています。
また、園内には前田利家と正室のまつ(芳春院)の銅像が建てられています。
これは2002年(平成14年)に放送されたNHK大河ドラマ、「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」の放映決定を受けて、2001年(平成13年)に市民の寄付などにより建立されたものです。
銅像はブロンズ製で利家は高さ1m80cm、まつは1m74cm、馬は2m、3体の総重量は約1トンとのことです。
前田利家松子之像
平成十二年四月十九日という日は七尾市民にとって、石川県民にとって、更には全国の石川県人会会員にとって忘れ得ぬ日である。長年の誘致運動が実を結んだ日、すなわちNHK大河ドラマ「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」が平成十四年一月より放映されるとの発表のあった日である。
平成十三年十月十日もまた忘れ得ぬ日である。大河ドラマ放映の決定を受け、七尾小丸山城は「利家の出世城」と喧伝、「前田利家 松子の像」の建立を発案し、そして関係各位の善意の御浄財をもっと立派に完成を見た日である。ここに、これら慶事をともどもに祝し、記念として詩すものである。平成十三年十月十日
石碑寄贈
NHK大河ドラマ放映推進委員会委員長 服部敏治
(東京石川県人会副会長)
前田利家公像建立
市民委員会会長 木地一郎
この石碑の題字は前田家18代当主である前田利祐(としやす)氏によるものです。