小丸山城
小丸山城

[石川県][能登] 石川県七尾市馬出町子部1-1


  • 平均評価:★★★☆☆ 2.75(--位)
  • 見学時間:32分(--位)
  • 攻城人数:341(331位)

小丸山城の案内板

小丸山城の本丸は現在、第一公園として整備されています。
この小丸山城の案内板がありますのでご紹介します。

 天正九年(一五八一)八月、織田信長より能登一国を与えられた前田利家は、直ちにこの小丸山城を築くが、戦陣に明け暮れる毎日なので、能登の領国支配は兄の前田安勝を城代とし、所口(七尾)町奉行に三輪吉宗・大井久兵衛を当たらせた。この時、前田一族を支えたのは、鎌倉時代より輪島・穴水地域の大屋庄地頭、室町時代には畠山家臣として能登の住民になじみのあった長連龍(ちょうつらたつ)であった。
 本能寺の変後の七月二十四日、能登挽回を目指して石動山へ入った温井景隆・三宅長盛との合戦に利家は、金沢城主佐久間盛政と長連龍の援軍を得て一日で勝利を得た。戦後、利家は連龍と血判起請文を交わし友誼(ゆうぎ)を深めている。
 天正十一年四月、金沢城主となった利家は、安勝を金沢城代とするとともに小丸山城主とした。安勝は城代に長連龍を選んだ。
 文禄二年(一五九三)九月従四位下侍従(じじゅう)に任ぜられた利家の次男利政(としまさ)は、能登の一部を領したので能登侍従といわれた。
 この利政は慶長二年(一五九七)小丸山城に住み、同四年三月利家養老封の内、羽咋・鹿島郡一万五千石を分与され城主となった。
 翌五年九月の関ヶ原の戦に参戦しなかったので十月に封を解かれ、京都にト居(ぼっきょ)し宗西(そうさい)と称した。

In August 1581(the 9th year of the Tenshou Period),Toshiie Maeda was given the Noto Region from Nobunaga Oda.Komaruyama Castle was then built and Toshiie's older Yasukatsu Meada was assigned the role of castle warden.
At this period in time the Maeda family was strongly supported by TsuratatusChou. After the HOnnouji battle(Honnouji no hen),Toshiie was also victorious in battles with Kagetaka Nukui and Nagamori Miyake.Following those victories the friendship between Toshiie and Tsurataru deepend.
In April 1583 Toshiie took on Kanazawa Castle as his main castle.In September 1593(the 2nd)year of the Bunroku Period)the second eldest son of Toshiie, Toshimasa,received the 4th Title Rank of "Chamberlain" from the Emperor,after which he was called the Noto Chamberlain.
Toshimasa Lived in Komaruyama Castle and Following his father's retirement, he inherited the Hakui and Kashima regions,which he made the main section of his estate.However,in the following yerar he did not participate in the Sekigahara War and was made to forfeit his estates nad was sent to live out his retirement in Kyoto.
   

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