犬山城
犬山城

[愛知県][尾張] 愛知県犬山市犬山字北古券65-2


  • 平均評価:★★★★☆ 3.97(15位)
  • 見学時間:1時間18分(34位)
  • 攻城人数:5413(5位)

犬山城の天守

犬山城の天守は現存12天守のひとつで、姫路城松本城彦根城松江城とともに国宝に指定されています。

犬山城は室町時代の1537年(天文6年)に織田信康によって木曽川のほとり左側にある約40メートルの断崖に造営された平山城です。
天守が建つ木曽川に近い部分が断崖となっており、そこから傾斜地に曲輪が段状につながっている連郭式縄張となっています。

天守がいつ創建されたのかははっきりとわかっていません。もともとあった櫓の上に、望楼を乗せたのではないかという説があります。
また徳川家康により尾張藩の附家老に任じられた成瀬正成(なるせまさしげ)が、1617年(元和3年)に犬山城を与えられた際に望楼部分を改築したといわれています。

犬山城天守の内部に入ることができます。

天守内部には地下2階構造の穴蔵(あなぐら)に通じている石垣にある入口から入ります。穴蔵を通り1階へ通じる急角度の階段をのぼります。

天守1階には城主の部屋だった「上段の間」。その奥に「武者隠し(むしゃかくし)の間」があります。奥は8畳ほどの隠し部屋になって、家臣が主君を守るために潜むための部屋だったそうです。

階段はどこも急角度ですので、気をつけてのぼる必要があります。

天守3階は天井が低くなっています。ちょうど望楼の下フロアで「破風の間」という名称になっています。唐破風を中から見ると、天井も唐破風の形になっていることがわかります。

こちらは千鳥破風(三角)を中からみたところです。

望楼最上階には歴代城主の肖像画が飾られています。

最上階では廻縁(まわりえん)をぐるっと一周歩いて、東西南北の木曽川や濃尾平野を一望することができます。

   

この記事をいろんなキーワードで分類してみましょう。

この記事のURLとタイトルをコピーする
これからあなたが訪問するお城をライフワークとして記録していきませんか?(過去に訪問したお城も記録できます)新規登録(登録は無料です)

犬山城の城メモ一覧

あなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。

新規登録(登録は無料です)

フォローしませんか

攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)

今日のレビュー

超約版 家康名語録

サイン本の企画で当選して、楽しく読ませてもらっています。家康の環境が段々と変化していくに連れて名言としてもより変化が感じられ、今まで知らなかった事がたくさんありました!
何より現代においての名言の活用内容なども書かれており、ただの歴史本と言うだけではない本でした

御城印好きさん)

書籍ページを表示する

すべてのレビューを表示する

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る