渡具知泊グスクは丘春が城主をつとめたとされるグスクです。13世紀頃、英祖王のひ孫と伝えられる3代目今帰仁按司が家臣の本部大主(もとぶうふぬし)の謀反によって滅ぼされると、その嫡子・千代松(のちの丘春)は潮平大主(しおひらうふぬし)とともにこの地へ落ち延びました。18年後にかつての家臣とともに今帰仁グスク(北山城)に攻め入り、奪還したと伝わります。現在城址は「泊城公園」として整備されており、天然のアーチ状の岩があります。なお宮城島にある泊グスクとの区別するため渡具知泊グスクと呼ばれています。
目次
項目 | データ |
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アクセス(クルマ) |
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駐車場 | 泊城公園駐車場 |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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