北ノ庄城
北ノ庄城

[福井県][越前] 福井県福井市中央1-21-17


  • 平均評価:★★★☆☆ 2.86(--位)
  • 見学時間:27分(--位)
  • 攻城人数:1218(141位)

北ノ庄城の復元模型

現在この模型は撤去されています。

現在、北ノ庄城址(柴田神社)には北ノ庄城の復元模型が展示されています。
2011年(平成23年)8月に福井市により設置されたもので、2年程度の設置予定だそうです。

NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」に北ノ庄城が登場したのを記念してつくられたようですね。
案内板の内容はこちらです。

北庄城復元模型
 ここ北の庄城址公園は、かつて織田信長から越前8郡の支配を委ねられた、柴田勝家公が築いた北庄城の天守があった場所と言い伝えられています。NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」の放送を機に、当時の北庄城の風景に思いを馳せるものとして、この復元模型を設置しました。
 しかし、北庄城は、天正11(1583)年、賤ヶ岳の合戦後に落城するまで、7〜8年しか存在しなかったため、天守の外観を伝える絵図や図面は現存していません。当時の北庄城の様子を伝えるものは、当時北庄を訪れた宣教師ルイス・フロイスが書き残した「城及び他の家の屋根の、ことごとく立派な石で葺いてあって、その色により一層城の美観を増した。」、「その城の屋根は甚だ滑らかで、轆轤(ろくろ)にかけたごとく形の整った石を以って葺いてあった。」という記述と、羽柴(豊臣)秀吉が賤ヶ岳の合戦後、小早川隆景に宛てた書状に「城中に石蔵を高く築き、天主を九重に上げ候。」と書いた、わずか2つの文書しかありません。そこで、外観については北庄城と同時期に建築された丸岡城や松本城などを参考にして製作しました。
 階層については、秀吉の書状には「九重」とありますが、現存天守及びかつて存在した天守を含め、5層より高い階層の天守は確認できなかったことから、5層としました。
 屋根については、ルイス・フロイスの記述や、平成16年に北の庄城址公園を整備したときに笏谷石(しゃくだにいし)の屋根瓦が出土していることから、笏谷石の石瓦を使用していたと設定し、青みがかかった色に塗っています。
大きさは縦横4メートル、高さ5.7メートル。材質は主にFRP(繊維強化プラスティック)を使用しています。
平成23年8月から2年程度の設置を予定しています。
※笏谷石 福井県足羽山で算出する緑色凝灰岩。当公園の石垣もこの石を使用している。 福井市
   

この記事をいろんなキーワードで分類してみましょう。

この記事のURLとタイトルをコピーする
これからあなたが訪問するお城をライフワークとして記録していきませんか?(過去に訪問したお城も記録できます)新規登録(登録は無料です)

北ノ庄城の城メモ一覧

あなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。

新規登録(登録は無料です)

フォローしませんか

攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)

今日のレビュー

戦国の終わりを告げた城―八王子城を探る (ロッコウブックス)

おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。

赤ヱ門さん)

書籍ページを表示する

すべてのレビューを表示する

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る