米澤藩主上杉家廟所は米沢藩歴代藩主の墓所で、上杉謙信の遺骸が安置されているとされます。
上杉謙信の後継者である上杉景勝が春日山から会津、さらに米沢に移封されるたびに謙信の霊柩も移動しました。景勝は米沢城本丸に御堂を建立して謙信の霊柩を安置しましたが、明治に入って現在地に移されました。
現在地は米沢城の北西に位置しており、もともと米沢城に一大事があった場合に謙信の霊柩を避難させる場所として設けられた場所とされています。
景勝が死去すると現在の廟所に埋葬され、以後12代藩主までここに埋葬されています。
霊廟(墓所)の形状が途中で変わっているのが特徴で、2代景勝から8代重定までは火葬での埋葬がおこなわれたため御堂は入母屋造りとなっています。その後、9代治憲から12代斉定までは土葬となり、御堂も宝形造りに変更されています。
1984年(昭和59年)には、全国の大名家墓所としては五番目に国指定史跡に登録されています。
米澤藩主上杉家廟所の観光情報
住所 | 山形県米沢市御廟 1-5-30 |
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開館時間 | 9:00~17:00 |
拝観料 |
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