鹿児島城址の二の丸跡には現在、鹿児島県立図書館が建てられています。
図書館前に案内板が建てられています。
鶴丸城二之丸跡
県立図書館は、鹿児島城(通称鶴丸城)の二之丸跡内に建っている。二之丸というのは、本丸に対する一般的な呼び方で、藩主の世子や隠居の居宅などがあった。
現在の図書館の正門は七高時代の門柱で、ここには、以前二之丸御門と呼んだ木造の門があり、天明5年(1785年)以後は矢来御門と改称されている。
明治10年(1877年)9月24日(西南戦争最終の日)の早朝、官軍の攻撃によって二之丸は炎上し、築城以来二百数十年つづいた屋形の歴史はその幕を閉じた。(本丸は明治6年焼失)その後、第七高等学校造士館や鹿大医学部のグランドに使用されていたが、昭和55年県立図書館が建設され現在にいたっている。