元首相細川護煕氏は、本当に殿様だったんだなと実感しました。圧倒的な伝統を誇り、現代にまで名を残す大名家は、そうはありません。脈々と続く歴史の中で集められた名品もあり、何気ない日用品や、手慰みの作品でさえ、一つ一つに伝えられてきた歴史の重みを感じます。ほんの少しの判断の狂いで歴史から消えていった氏族も多い中、稀有な存在であり、そこに伝わるものたちは、これからも大切にされるべきものだと感じました。
タイトル | 細川家の700年 永青文庫の至宝 (とんぼの本) |
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著者 | 護煕, 細川 |
出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2008-10-01 |
ISBN |
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価格 | 1540円 |
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