この本は里見吉政という上州のある戦国武士が自分のことを書き起こした「戦功覚書」というものを著者が解説してくれる本です。里見吉政は最終的に井伊彦根藩の重臣(1000石)にまでなりますが、この本では武田氏が滅ぶ天正の頃より話が始まります。当初は北条方で戦い、やがて滝川一益の下で神流川の戦いに参加、その後秀吉に従い九州攻め、浅野長政配下で忍城攻めなど有名どころの大名の元を渡り歩き戦国の世を生き抜きます。自分で自分の戦功を書き遺すという特性上、多少なりとも誇張や勘違いもあるとは思いますがリアルな戦国時代を追体験してるみたいでのめり込めます。この本の著者自身もイキイキと解説してくれているのでスルスルと読み進められます。城攻めや戦の様相も知ることができ、とてもおすすめだと思います。
タイトル | 戦国武士の履歴書 (戎光祥選書ソレイユ006) |
---|---|
著者 | 竹井英文 |
出版社 | 戎光祥出版 |
発売日 | 2019-10-18 |
ISBN |
|
価格 | 1980円 |
ページ数 | 210ページ |
まだ登録されていません。
ほかの書籍を検索することができます。
攻城団で必要としている資料(書籍・雑誌)やカメラ等の機材をAmazonのウィッシュリストで公開しています。いずれも直近では必要としないもののいずれは攻城団の運営に必要なものばかりですので、プレゼントしていただければ大変ありがたいです。
また現状、匿名でのご支援が可能なのはこの方法のみとなっています(匿名で送るにはクレジットカードで決済せず、ギフト券で支払う必要があるようです)。
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する