旧二条城の石垣

二条城はこれまで何度も攻めてましたし、なにより一口城主なので自分の城でもあるのですが、こんなのがあるのは知りませんでした。今回の攻城ではじめて気づいた次第。

本丸の西側（裏側）のトイレのそばになにか「っぽい」案内板が立っています。

こういうのを見つけると、必ず近づく習慣がついてますね。
（これまではトイレしかないと思い込んでいて視界に入ってなかったようです）

近づいてみると、これは旧二条城の石垣だそうです（移築復元）。

案内板です。 旧二条城（二条御所）は、織田信長が室町幕府第15代将軍・足利義昭の居城として築城したお城で、いまの京都御所に隣接してました。 その後、妙覚寺のとなり（烏丸御池）に「二条新御所」がつくられて、「本能寺の変」において信忠が籠城したのはこっちです。 どうも案内板の内容がまちがってるのような気がしますが、二条御所と二条新御所は同じと見る説もあるそうです（ただし現在は『信長公記』などの史料から別とする説が通説となってます）。 いちおう二条御所と二条新御所が別という前提で、ざっと位置関係を整理してみました。
より大きな地図で 旧二条城の位置 を表示 攻城団での「二条城」の扱いをどうするかは「大坂城（豊臣と徳川それぞれの大坂城がある）」よりも厄介ですね。