大阪城二の丸の南側は台地上にあり、二の丸東側とは約13ｍの高低差があります。
雁木坂はかつては石段（雁木）だったためそう呼ばれています。

糒櫓跡から撮影。
現在梅園となっている東側の二の丸は豊臣期に片桐（東市正）且元の屋敷があったため市正曲輪と呼ばれています。

糒櫓のあった本丸北東隅には現在「石山若宮三吉大明神」があるのですが、この神社、謂れが判明していないらしく公園事務局が情報を求めていたそうです。

糒櫓のあった本丸北東隅には現在「石山若宮三吉大明神」があるのですが、この神社、謂れが判明していないらしく公園事務局が情報を求めていたそうです。

現在の大阪城天守閣の東側には長方形の盛土があるのですが、こちらは明治28（1895）年に造られた大阪最古の配水池で現役です。
豊臣期にはこのあたりに天守が、徳川期は空き地になっていました。

太平洋戦争の空襲の時、天守の近くに落ちた爆弾によって天守台の石垣が飛び出したり「ずれ」が生じています。

写真中央に大洲藩加藤家、園部・出石藩小出家の刻印石が縦に並んでいます。

二の丸の北西。西の丸と京橋口の間を分断する北仕切です。
北仕切門から台地上の西の丸へは尾止坂という坂を登る事になります。

隠し曲輪から

本丸の北西下の帯曲輪で山里口出枡形からしか出入りができません。

山里口出枡形から本丸への入口になります。

スロープの下にある2方向の石段は江戸時代の絵図にも描かれている当時の遺構です。

山里口門付近にあるのですが、わかり辛いです。