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コースケさん
死ぬことと見つけたり(上) (新潮文庫)

「葉隠」を原典にしたエンタメ小説なのですが、読後に生きること・死ぬこととについてちょっと考えるきっかけをくれるような感じです。思想を具現化して生きた人がいるとしたらこんな感じなのかなぁと思います。


コースケさん
かくれさと苦界行 (新潮文庫)

著者の「吉原御免状」の続編的な位置づけ。前篇にもでてくる登場人物の個性がさらに際立ってくる。戦闘シーンや心理描写もじつに巧み。


コースケさん
吉原御免状 (新潮文庫)

徳川家康から御免状が下され成立したという吉原の成立を、(著者の他作品の)徳川家康影武者説とからめて、江戸幕府老中との影の暗躍を描いている小説です。エンターテイメント小説ですが、仮説の背景や説明、物語の描写がとても良くできていて、グイグイ引き込まれました。


たなとすさん
決算! 忠臣蔵 (新潮文庫)

映画公開まで待てなくて読んじゃいました。大石内蔵助って高給取りだったのね。ネタバレになっちゃうので、あまり書けないけど、映画も面白く仕上がっていそうなので、今から楽しみです。


七郎麿さん
ビジュアル百科 日本の城1000城 1冊でまるわかり!

すごく色々なお城が載っていて面白いです。
地方別に載っていたり、戦いのことも載っていたりするので読んでみてください。


やぎしまさん
信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~(1) (ヤングチャンピオン・コミックス)

日本史上最大のミステリー、本能寺の変とはなんだったのか!?四国説の一歩先へ!


藤式部卿さん
逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫)

文庫版は、現在22巻(明治維新編)まで出版されています。全巻通して読むことで、通史として日本史を理解することが出来ますが、興味のある時代の巻だけ読んでも楽しめます。キーワードは「言霊・ケガレ・怨霊」。内容に対しては個人的に「へえぇぇ!」や「それは・・・?」がありました。


しのはさん
藩とは何か-「江戸の泰平」はいかに誕生したか (中公新書 (2552))

江戸時代の幕藩体制に至るまで織田信長の時代から遡って論じています。その中で城郭と城下町、農村の関係性に注目しているところが特徴的。
面白い論調で一気に読めて楽しいのですが、どこまで信用して良いのかが不安になりました。あと藤堂高虎に寄りすぎているところもあります。
とはいえ、城郭と城下町のあり方が時代によって変わるという点については参考になりました。これから城下町歩きをするときの新たな視点をもらえるのが良かったところです。


デュラけんさん
清須会議

羽柴秀吉が明智光秀を討った後、織田家の後継者と領地の配分を決めるため、清洲城で開かれた会議をテーマにした小説です。
古本屋さんで何気なく探していたところ、タイトルと著者名に惹かれて購入しました。

現代語訳で書かれており、最初は違和感を感じましたが、流石は三谷幸喜先生、ユーモアのある内容でありながら、歴史本としての時間の流れや過去の出来事もしっかりと捉えられております、多分?笑。
「会議の結果は、始まる前に決まっている。」と事前の根回しから、不測の備えする秀吉の姿は考えさせられます。


デュラけんさん
戦国十二刻 始まりのとき

宇喜多の捨て嫁を書かれた木下昌樹先生の小説です。
応仁元年1467年からはじまり、
時代を生きた歴史人たちの大きな出来事を十二刻(24時間)単位で描かれてます。
時の将軍足利義政、豊臣秀吉、徳川家康、それぞれの時代に生きた、善阿弥、一休和尚、斉藤道三、長曾我部盛親、毛利元就、竹中半兵衛、などが登場します。

人の思い願いが、世代を超えて受け繋がれていく様は、心に打たれるものがあります。
同タイトルでおわりのときもあるみたいなので読んでみたいです。

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今日のレビュー

大名格差~江戸三百藩のリアル~

江戸時代の大名について詳しく知りたいと思っていた時に目に止まり、読んでみることにしました。江戸時代大小併せて260~300藩有ったと言われていますが、本書では大名の格差をテーマとして石高、将軍との関係、江戸城、江戸藩邸、参勤交代の5つに分けてエピソードを交えて書かれています。石高の大小による格差をはじめとして、将軍家から嫁をもらったり、養子をもらったした大名の家格が上げられたり、その家格によって江戸城内での将軍との拝謁の仕方や服装が違ったり、江戸藩邸では門構えや屋敷の広さに差が見られたり、最後に参勤交代の道中でかち合いそうになった場合とか宿場が同じになりそうになった場合にその大名の格差が顕著に表れる事を細かいところまで知ることが出来ました。その当時の大名たちは自分の家格を十分に認識した上で行動し、少しでもその家格を上げることを日々考えていることがよく理解できる一冊でした。

まーちゃんさん)

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