江戸時代の大名について詳しく知りたいと思っていた時に目に止まり、読んでみることにしました。江戸時代大小併せて260~300藩有ったと言われていますが、本書では大名の格差をテーマとして石高、将軍との関係、江戸城、江戸藩邸、参勤交代の5つに分けてエピソードを交えて書かれています。石高の大小による格差をはじめとして、将軍家から嫁をもらったり、養子をもらったした大名の家格が上げられたり、その家格によって江戸城内での将軍との拝謁の仕方や服装が違ったり、江戸藩邸では門構えや屋敷の広さに差が見られたり、最後に参勤交代の道中でかち合いそうになった場合とか宿場が同じになりそうになった場合にその大名の格差が顕著に表れる事を細かいところまで知ることが出来ました。その当時の大名たちは自分の家格を十分に認識した上で行動し、少しでもその家格を上げることを日々考えていることがよく理解できる一冊でした。
| タイトル | 大名格差~江戸三百藩のリアル~ |
|---|---|
| 著者 | 安藤 優一郎 |
| 出版社 | 彩図社 |
| 発売日 | 2020-11-30 |
| ISBN |
|
| 価格 | 1430円 |
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攻城団の勉強会で唐人屋敷が出てきたので、もっと知りたいと思い、ネットで調べ、この本のことを知りました。筆者は長崎にいた時、唐人屋敷の歴史的遺産が蔑ろにされていると感じ、唐人屋敷の事をみんなに知ってもらいたいとの思いで書かれたとの事です。唐人屋敷研究が専門ではない筆者自分が知りたいことを質問カードにして、その質問カードについて調べた内容をまとめており、初心者でも理解しやすい構成になっています。現在の新地の中華街は江戸時代は唐船の倉庫街があった場所で、幕末開港して唐人屋敷の役目が終わり、そこから新地の倉庫街に移り住んで造られた事を知りました。唐人屋敷内の建設、および生活風景、唐船貿易等長崎唐人屋敷をより知りたい方には最適な一冊だと思います。
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