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鰤王(仮)さん
城を噛ませた男 (光文社時代小説文庫)

佐野天徳寺宝衍・高橋丹波守政信・板部岡江雪斎等の6話の短編集。
歴史の脇役である彼らの矜持とは何か、どの話も最後まで展開が読めず、面白かったです。


たなとすさん
卍の城物語―城下町弘前の誕生

弘前のお城、城下町、主な藩主について描かれています。マンガなので読みやすいです。弘前城内の武徳殿休憩所で入手できます。


善右衛門さん
戦国三代の記―真田昌幸と伍した芦田(依田)信蕃とその一族

武田の家臣だった依田(蘆田)信蕃の息子が自家の歴史として幕府に提出した蘆田記(依田記)を紹介している本です。読み下し文を掲載してひとつひとつの場面毎に内容の要約と、著者の綿密な考証、検証を加えていき、その情報量の濃さは、読みごたえがあります。岩村城、二俣城、高天神城、田中城に縁があります。


デュラけんさん
利休にたずねよ (PHP文芸文庫)

秀吉の怒りをかい、切腹させられる千利休。
この切腹シーンよりはじまる物語です。
侘び寂びの世界を求め、美を追求をし、戦相手に茶をもって講和をとりつける。
晩年から若かりし頃の利休が描かれております。
皆さんのレビューより、花鳥の夢を読んで、山本兼一先生の作品をもっと読んでみたいと思い辿り着きました。
狩野永徳の絵も所々にでてきます。
山本先生の文章は非常に読みやすく、中盤から一気に読み込めました。
第140回直木賞受賞作品であり、
市川海老蔵さんが主演で映画化もされたようです。機会があれば見てみようと思います。


こうのさん
知れば知るほど好きになる名古屋城

タイトルどおり、名古屋城についてのあれこれがみっちり詰まった一冊。知らないこともいっぱい書いてありました。見つけたら即買いをオススメします。


善右衛門さん
現代語訳 家忠日記

よく一次資料として紹介されている家忠日記を現代語訳したもの。家忠はたんたんとどうでもよいようなことを一言メモのように記録している。 今見るとすごい事件、合戦に関することでも当時の記述は誰かから頂き物をもらった程度のことと同程度の扱いの記述にかえってリアルを感じます。読み物としては面白くはないけど、一級資料として読めば戦国武将のリアルさが肌で感じられる楽しさ。できれば原文か読み下し文を掲載してほしかった。家忠は落書きのようなイラストも書き込んでたらしいが、それも掲載されていないのは残念。ですが、一般書として家忠日記は近年書籍化されていなかったのでおすすめです。


デュラけんさん
童の神

平の将門の乱以降、藤原道長を中心とした京の都からの圧政に抗い、鬼と呼ばれる者たちを描いた歴史小説です。
賤ヶ岳の七本槍と石田三成を描いた”八本目の槍”が凄く面白かったので、作者、今村翔吾先生の本をもっと読んでみたいと思い購入しました。
以下解説引用。
土蜘蛛、滝夜叉、山姥…などの恐ろしげな名で呼ばれ、京人から蔑まれていた。一方、安倍晴明が空前絶後の凶事と断じた日食の最中に、越後で生まれた桜暁丸は、父と故郷を奪った京人に復讐を誓っていた。様々な出逢いを経て桜暁丸は、童たちと共に朝廷軍に決死の戦いを挑むが―。皆
皆が手をたずさえて生きられる世を熱望し、散っていった者たちへの、祈りが描かれております。


いへやすさん
ふるさと和歌山城

ニュース和歌山に掲載されていたものが中心ですが、和歌山城巡りには非常に参考になります。図や写真なども豊富で、お城好きだけでなく歴史好きにも満足できる内容です。創建時の話から現在の話まで非常に幅広く楽しめます。


castle.TATOさん
東京城址女子高生 2 (ハルタコミックス)

一巻に引き続き2人の女子高生が中心となりますが、新キャラクターも登場して、ついに都内を飛び出します。
また、一巻二巻ともお城好きなら一度は感じたことがあるであろう悩みも所々に散りばめられており、共感できました。


castle.TATOさん
東京城址女子高生 1 (ハルタコミックス)

お城が大好きな女子高生と、お城に興味のない女子高生の2人を中心に進んでいく作品です。
訪問する城は攻城団の制覇モードのようなマニアックな城ばかりですが、物語の展開がゆっくり進んでいくのもあり、実際に城郭の訪問をしているような気分になります。首都圏在住の方ならこれを片手に気軽な休日の城郭散歩も良いかもしれません。

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今日のレビュー

燃えよ剣(上) (新潮文庫)

司馬遼太郎の代表作であり、幕末の騒乱期、新撰組を描いた歴史小説です。
筆者は、元新聞記者であり、徹底的に調べてから書くスタイルなので、時代考証も信頼出来ると思います。
子供の頃から活字嫌いで、本を読むことが苦手であった私でさえも夢中にさせられました。
京都の通り名と地名、関西から北海道の由縁のある名所からお城まで、聞いたことのある場所、知っている場所も沢山出てきたので、どういう軌跡を辿っていったか容易に想像すること出来ます。
機会をみて巡りたいと思います。

対になる作品、「竜馬が行く」も同時期に書き上げたらしく、次に読もうと思います。

デュラけんさん)

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