団員が投稿した書籍のレビューを最新順で表示しています。
奈良時代から昭和に至る歴史上の有名人の身長や体形、持病、死因などを一人1ページで130人分くらいをまとめた本です。超ライトに読めます。徳川家歴代将軍の身長とおなじ位牌が岡崎市にあるのを初めて知りました。
雑学的知識なのですが、「この人こんなに大きかったんだ!(小さかったんだ!)」と知れると、なんだかみんな身近に感じます。
「江戸名所図会」の風景を史実資料にもとづいて再現したイラストが満載です。たとえは鬼平犯科帳の長谷川平蔵の屋敷や千葉周作道場なども載っていて、時代小説好きには、想像を補完してくれる本です。
いまのイラストですので、色彩豊かで、A4大型本ですので、ページをめくって眺めているだけで楽しいです。第3冊目らしいので、ほかの冊子も購入しようと思っています。
この手のは江戸モノが多いのですが、京都洛中や大坂版も見たくなります。
播州の豪族赤松氏が起こした将軍殺し(嘉吉の乱)の顛末。播州生まれなので作中の敗走路の描写もよく分かり、この辺りを鎧をつけて走り続けたんだな、という風に楽しんでます。お家断絶からの復興までも、かなりドラマ要素が強くテレビドラマにして欲しいです。してくれないだろうな。
天下糖一を目指す織田信長、その忍びとして活躍する「千鳥」を主人公にした4コマギャグ漫画です。
ギャグ漫画ですが、しっかり史実に基づいて物語がすすみ、笑いながら勉強もできます。登場する人物たちの個性が爆発しており、ツッコミ担当「明智光秀」、変態老人「松永久秀」、猛毒料理人「ねね」、覚醒コンビ「朝倉義景・斎藤龍興」など、とても面白いです。
そして一番の見どころは、千鳥カワユイ千鳥♡
アニメでは動く千鳥も見れます。
浅井家・信長 (物語中心はここ)・秀吉・家康に使えた初代諏訪流鷹師・小林家鷹が主人公。鷹匠視点を通じて描かれる歴史小説。鷹を間に置いての主従関係、鷹の生態や訓練の描写が非常に興味深い一冊。
★第150回(2013年下期)直木賞受賞作
幕末から明治を生きた女流歌人「中島歌子」を描いた小説です。歌子が残した歌「君にこそ恋しきふしは習ひつれ さらば忘るることもをしへよ」が全てを表現しています。読み終わる頃には、この歌の意味が理解でき感情移入していました。
水戸藩が舞台になっており、烈公(徳川斉昭)、弘道館、天狗党などが出てきます。
信長が関係した主要な合戦について書かれています。
合戦の流れが地図上に書かれており、発生原因、戦況、結果が把握しやすくなっています。流れを理解するには分かりやすい本です。気軽に予習、復習をする用途に向いていると思います。
序章では織田家の系譜について説明されており理解を深めることができました。
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