みんなのレビュー

団員が投稿した書籍のレビューを最新順で表示しています。

レビューを投稿するには
まず以下のリンクにある検索フォームで書籍を検索してください。検索結果にある「レビューを書く」という緑のボタンを押せば入力欄が表示されます。このページに並んでいるレビューのようにすでにほかの団員がレビューを書いている場合は、書籍のページの右上にある「レビューを書く」を押しても投稿できます。
書籍の検索ページ

コースケさん
八本目の槍

レビューを読んで購入したのですが、実に面白いです。賤ヶ岳七本槍の7人と、石田三成(8人目)のやり取りを通した章立て構成です。加藤清正は武官のイメージ強くありませんか?この本を読むと文官を兼務していた。。とかのエピソードがでてくるなど、今の解釈を取り入れたような文章が8人全員目立ちます。人物像が新しい視点で描かれていますので、印象もかなり変わりました。


コースケさん
日本史有名人の身体測定

奈良時代から昭和に至る歴史上の有名人の身長や体形、持病、死因などを一人1ページで130人分くらいをまとめた本です。超ライトに読めます。徳川家歴代将軍の身長とおなじ位牌が岡崎市にあるのを初めて知りました。
雑学的知識なのですが、「この人こんなに大きかったんだ!(小さかったんだ!)」と知れると、なんだかみんな身近に感じます。


コースケさん
令和版 江戸名所図会

「江戸名所図会」の風景を史実資料にもとづいて再現したイラストが満載です。たとえは鬼平犯科帳の長谷川平蔵の屋敷や千葉周作道場なども載っていて、時代小説好きには、想像を補完してくれる本です。
いまのイラストですので、色彩豊かで、A4大型本ですので、ページをめくって眺めているだけで楽しいです。第3冊目らしいので、ほかの冊子も購入しようと思っています。

この手のは江戸モノが多いのですが、京都洛中や大坂版も見たくなります。


六之丞さん
戦国の山城を極める

「こうしたシノギ角をもつ石垣の存在は他に例を知らない」と本書で書かれている須知城の石垣が、裏表紙に使われていて、目が釘付けになりました。ぜひ、実際に目で見てみたいです。


おかぴさん
悪党の戦旗 嘉吉の乱始末 (日経文芸文庫)

播州の豪族赤松氏が起こした将軍殺し(嘉吉の乱)の顛末。播州生まれなので作中の敗走路の描写もよく分かり、この辺りを鎧をつけて走り続けたんだな、という風に楽しんでます。お家断絶からの復興までも、かなりドラマ要素が強くテレビドラマにして欲しいです。してくれないだろうな。


鰤王(仮)さん
清須会議

清須会議自体はそこそこ有名な出来事と言えると思うのですが、それをほぼ登場人物のセリフや思考の対話形式だけでストーリー部分をもちゃんと展開していく大胆な設定に脱帽しました。
セリフ等良い意味で時代考証をぶっ飛ばしてあるので、歴史に詳しくない人にも読みやすくてお勧めです。
賛否あるとは思いますが、私は先に映画を見た為に俳優さんの名演が随所に思い出されてさらに面白さ倍増でした。
登場人物で私が一番良かったと思うのは、羽柴秀吉・柴田勝家・丹羽長秀らのアクの強い主要人物を抑えて、進行役?の前田玄以でした。


伝もものふ山田(ヤマー)さん
信長の忍び 1 (ジェッツコミックス)

天下糖一を目指す織田信長、その忍びとして活躍する「千鳥」を主人公にした4コマギャグ漫画です。
ギャグ漫画ですが、しっかり史実に基づいて物語がすすみ、笑いながら勉強もできます。登場する人物たちの個性が爆発しており、ツッコミ担当「明智光秀」、変態老人「松永久秀」、猛毒料理人「ねね」、覚醒コンビ「朝倉義景・斎藤龍興」など、とても面白いです。
そして一番の見どころは、千鳥カワユイ千鳥♡
アニメでは動く千鳥も見れます。


朝田丸さん
白鷹伝―戦国秘録 (祥伝社文庫)

浅井家・信長 (物語中心はここ)・秀吉・家康に使えた初代諏訪流鷹師・小林家鷹が主人公。鷹匠視点を通じて描かれる歴史小説。鷹を間に置いての主従関係、鷹の生態や訓練の描写が非常に興味深い一冊。


伝もものふ山田(ヤマー)さん
恋歌 (講談社文庫)

★第150回(2013年下期)直木賞受賞作
幕末から明治を生きた女流歌人「中島歌子」を描いた小説です。歌子が残した歌「君にこそ恋しきふしは習ひつれ さらば忘るることもをしへよ」が全てを表現しています。読み終わる頃には、この歌の意味が理解でき感情移入していました。
水戸藩が舞台になっており、烈公(徳川斉昭)、弘道館、天狗党などが出てきます。


伝もものふ山田(ヤマー)さん
戦況図解 信長戦記 (サンエイ新書)

信長が関係した主要な合戦について書かれています。
合戦の流れが地図上に書かれており、発生原因、戦況、結果が把握しやすくなっています。流れを理解するには分かりやすい本です。気軽に予習、復習をする用途に向いていると思います。
序章では織田家の系譜について説明されており理解を深めることができました。

フォローしませんか

攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)

今日のレビュー

燃えよ剣(上) (新潮文庫)

司馬遼太郎の代表作であり、幕末の騒乱期、新撰組を描いた歴史小説です。
筆者は、元新聞記者であり、徹底的に調べてから書くスタイルなので、時代考証も信頼出来ると思います。
子供の頃から活字嫌いで、本を読むことが苦手であった私でさえも夢中にさせられました。
京都の通り名と地名、関西から北海道の由縁のある名所からお城まで、聞いたことのある場所、知っている場所も沢山出てきたので、どういう軌跡を辿っていったか容易に想像すること出来ます。
機会をみて巡りたいと思います。

対になる作品、「竜馬が行く」も同時期に書き上げたらしく、次に読もうと思います。

デュラけんさん)

書籍ページを表示する

すべてのレビューを表示する

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る