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黒まめさん
日本史100人のカルテ

精神科医である著者が、現代医学の観点で史料を読み、歴史上の有名人の既往歴や死因を推定しています。歴史上に名を残す人は、どこか精神のアンバランスを抱えているのか、著者が精神科医だからか、パーソナリティー障害とか双極性障害(躁鬱病)と診断された人が多いのに驚きです。
読んでいると、「だから、こんな言動が記録されているんだな」「こんな事件が起こったんだな」と想像できて面白いです。歴史の雑学を仕入れるのにちょうど良い本です。


まるさん
燕雀の夢 (角川文庫)

 戦国武将の父親たち(長尾為景、武田信虎、伊達輝宗、松平広忠、織田信秀、木下弥右衛門)をそれぞれ主人公にした短篇作品が六作収録されています。
 歴史に詳しい方にはそれ程ではないかもしれませんが、有名な息子たちの父親の物語に触れる事で有名武将にかんする知識(ウンチク)が深まったような気がしました。ウンチクはともかく読みやすい歴史小説で楽しく読み終えました。


masamune dateさん
日本100名城に行こう 公式スタンプ帳つき

100名城をめぐりながらスタンプを押せるし、それぞれのお城の説明も書いてありとても分かりやすいです。


コースケさん
大名というお仕事―幕府と家臣に縛られた大名たちの生き方を探る (ビッグマンスペシャル―お江戸の「仕事師」たち)

まさに「仕事」としての大名のことが書かれている。領地は我が家のものではなくて「管理運営」を委任されているだけとか、貨幣経済に移行できなかった話とか雑談ネタが超豊富。都内の藩邸跡の案内板にもうちょっと気をつけて、見かけたら撮影しておこうと思った。


コースケさん
信長研究の最前線 ここまでわかった「革新者」の実像 (朝日文庫)

いろいろ見聞きした記憶もあった信長の革新性の否定や、朝廷・将軍権力との関係、楽市楽座をはじめとして研究者の方々の主観がまとまって書かれています。旧来の信長像とは違う視点で書かれているので「信長って実は...」とかを聞いたことがあれば、まとめ的な書物なのでとてもおもしろいと思います。松永久秀や松平家康との関係が変化していく様は興味深かったです。


コースケさん
戦国武将と能

戦国武将のエピソードに能や舞がでてきたり、江戸の武家の嗜みに謡がでてくることから、どうして彼らがハマったのか、どういう時に能を鑑賞し、また舞ったのかなど知りたくて購入。室町時代から話がはじまるので、冒頭から地元の能登畠山家がでてきてビックリした。能楽を通して戦国史をたどっているような章立てになっているのと、能楽座がアチコチに移動するので地域の歴史も垣間見えて面白いです。ちなみにこの本をきっかけにいま能楽をせっせと観にいくようになりました。


コースケさん
江戸の名奉行 43人の実録列伝 (文春文庫)

江戸時代の奉行のさまざまなエピソードが列伝として載っていてとてもおもしろい。この人が自分の上司だと嫌だなぁとか、馬が合いそうだなぁとか、それぞれの個性も垣間見えて、江戸時代好きには興味深い話が多いです。「耳嚢」をかいた南町奉行の根岸鎮衛のエピソードが読めてよかった。


でみやすさん
全国 御城印 大図鑑

私も御城印の収集を始めたばかりなので、ぜひ購入したいです。


伝もものふ山田(ヤマー)さん
天地明察

日本初の国産暦である貞享暦の作成者「渋川春海」を主人公とした小説です。
過去800年にわたり使用されてきた宣明暦の改正は一大事業として、保科正之、水戸光圀などの大物も関わることになります。そんな一大事業に立ち向かう「渋川春海」を動かした思いとは何か!友情、ライバル、恋、挫折、勝利…王道の少年漫画的展開で楽しく読めました。
実写映画(主演:岡田准一さん)や漫画にもなっており、そちらもオススメです。


たなとすさん
「土地と財産」で読み解く日本史

土地と財産という視点から日本史を掘った本。経済基盤からという視点が斬新。この本によれば経済基盤が弱くなった、または奪われた権力者から衰退している説を上げている。
この本を読むと疑問が次々浮かぶし、違った視点で日本史を楽しむことができると思います。

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今日のレビュー

カラー版 地形と地理でわかる日本史の謎 (宝島社新書)

50項目にも登る歴史の転換点を地図と地形図で解明する書です。地図、地形図は全てカラー、それだけで、目が惹かれてしまいます。中身を見ると、戦国時代の紀伊の独立性とか、赤穂浪士の討ち入りは仕組まれたものであるとかなども、地理で読み解いていくのが面白く、今まで気づかなかった視点に気付かされ、ナルホド…と納得してしまいます。みなさんはどの項目に唸ってしまうでしょうか?

黒まめさん)

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